監 修

上田 弥生医師

日本産婦人科学会 産婦人科専門医
美容皮膚科医
NARD JAPAN認定 アロマ・アドバイザー 上田弥生 医師

クレンジングで毛穴悩みを解消・選び方と毛穴のタイプ別ケア方法

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クレンジングはメイクをするたびにしているけれど毛穴の黒ずみが良くならない、ファンデーションでも隠れず目立ってしまうとお困りの方は多いのではないでしょうか?

毛穴の黒ずみはメイクの洗い残し、乾燥による皮脂や古い角質が混ざることでおこるのでクレンジングでしっかりと落とし、毛穴の症状に合わせたケアを行うことが大切です。


・クレンジングが毛穴汚れに有効な理由
・毛穴汚れに有効なクレンジングのタイプ
・クレンジングで毛穴汚れをしっかり落とすためのコツ
・毛穴の黒ずみタイプ別のケア方法

1.クレンジングは毛穴の汚れを浮かせて落とすことができる

クレンジングの洗浄成分は油分と界面活性剤でできており、洗顔だけでは落とすことが難しいメイクや毛穴に詰まる汚れや角栓を落とすことができます。

メイク用品や毛穴につまる汚れや角栓には油分が含まれるので洗顔では落としにくく、クレンジングの洗浄成分でなじませて落とす必要があります。

■黒い角栓もクレンジングで落とすことができる

黒い角栓もメイク汚れや皮脂、古い角質でできているのでクレンジングが役立ちます。

黒い角栓は毛穴に詰まった汚れが紫外線や排気ガス、喫煙、ストレスなどで酸化し黒く変色したものです。

 2.毛穴汚れは洗浄力と肌の状態にあうクレンジングを選ぶ

毛穴汚れには、洗浄成分が多いオイルクレンジングかバームクレンジングがおすすめです。

オイルクレンジングは洗浄成分が多いためオイリー肌や毛穴汚れをしっかり落としたい方に向いており、バームクレンジングはセラミドなどの保湿成分が多く含むので乾燥感が強い方や肌の弱い方に向いています。

【オイルクレンジングとバームクレンジングの違い】

種類 オイルクレンジング バームクレンジング
特徴 主な配合が洗浄成分となる油分と界面活性剤なのでクレンジングの中で最も洗浄力が高いのが特徴。
ただし、肌に必要な油分も一緒に落としやすいので乾燥の原因になることがあります。
洗浄成分の他に保湿成分を多く含むのでオイルクレンジングに比べ乾燥や刺激を防ぐ作用が含まれるのが特徴。
保湿成分の分、洗浄成分が少ないのでオイルクレンジングより毛穴汚れが落ちにくい傾向があります。
洗浄力
保湿力
肌摩擦
向いている肌状態 ・ウォータープルーフのコスメを使用している方
・皮脂が多くベタつきが強い方
・オイルクレンジングが合わなかった方
・肌が乾燥しやすい方
商品の
詳細は?

※刺激を感じやすい方はクレンジングの洗浄力の他に刺激となりやすい成分で赤みやひりひり感をおこしている可能性があるので、無添加処方の基準に近いことを重ねて確認することをおすすめします。無添加処方がチェックできる基準は「1.敏感肌には「無添加処方」のクレンジング」にて詳しくご紹介しております。

 3.毛穴汚れを落とすにはクレンジングを乾いた肌に使うことが大切

クレンジングは毛穴汚れとしっかりなじませるために、手や顔が乾いた状態で使うことが大切です。

肌に水のついた状態でクレンジングを使うと、クレンジングに含まれる界面活性剤が油よりも水になじみやすくなる乳化作用をおこして毛穴汚れへのなじみが悪くなります。

お風呂の湯気やフェイススチーマーはメイク汚れを落としやすくしたり、肌を柔らかくし毛穴を開きやすくしますが、顔の水分量が多くなるので一度水分をとってからクレンジングを始めるのが良いです。

4.毛穴の黒ずみはタイプ別にケアをするのが有効

毛穴の黒ずみは詰まり毛穴、開き毛穴、たるみ毛穴と3タイプあるので、タイプ別にケアをすることで目立ちにくくすることができます。

これら3タイプは詰まり毛穴は角栓により、開き毛穴は乾燥、たるみ毛穴は肌のたるみによるものと症状が違うのでケア方法も異なります。

【毛穴の黒ずみ3つのタイプとケア方法】

種類 症状 有効なケア方法
詰まり毛穴
詰まり毛穴
毛穴に汚れが詰まっている状態。

白いツブツブ(角栓)があり、ゴワゴワした肌触りになる。毛穴汚れに毛が混じる、酸化すると黒くなる。

酵素洗顔
開き毛穴
開き毛穴
乾燥が原因で毛穴が開いた状態。

穴が深く、角栓などが詰まっている様子がないのが特徴。

保湿ケア
たるみ毛穴
たるみ毛穴
加齢や紫外線ダメージで肌がたるみ、毛穴が緩む状態。

頬にでやすく穴が縦長なのが特徴。

肌のハリや弾力を促すケア

■詰まり毛穴は定期的な酵素洗顔のケアが有効

詰まり毛穴はクレンジングと合わせて酵素洗顔による定期的なケアが有効です。

詰まり毛穴の原因である角栓は皮脂や汚れ以外にも古い角質や毛が混ざっており、古い角質や毛はケラチンというタンパク質でできています。

酵素洗顔にはタンパク質を分解するプロテアーゼや皮脂を洗い流すリパーゼやシリカという成分が含まれるので毛穴の詰まりを防ぐことができます。

酵素洗顔の毛穴の黒ずみへの使い方や注意点、使用頻度などは「3.酵素洗顔を使用する際の注意点と効果的な洗顔方法」にて詳しくご紹介しております。

■開き毛穴は保湿ケアで目立ちにくくなる

開き毛穴は保湿ケアで肌を内部から潤すことで毛穴が引き締まり目立ちにくくなります。

毛穴は肌内部で潤いを保つセラミドにより引き締められていますが、セラミドは洗顔やクレンジングをはじめ加齢や紫外線でも減少し不足しやすいです。

保湿ケアでは保湿効果を長く持続させるために化粧水に合わせてクリームも使用しましょう。ベタつきが気になる方や時短をしたい方はオールインワンゲルの使用がおすすめです。

開き毛穴に有効なセラミドの詳しい内容は「・ビタミンC誘導体とセラミドで保湿をすると毛穴が引き締まる」にてご紹介しております。

■たるみ毛穴は肌のハリや弾力を促すケアを行う

たるみ毛穴はレチノール(ビタミンA)を含む美容液やクリームでのケアが役立ちます。

レチノール(ビタミンA)には肌にハリを与えるコラーゲンやエラスチンの生成を促す作用があるので徐々に肌に弾力がでて、たるみ毛穴の引き締めが期待できます。

コラーゲンやエラスチンは紫外線により減少しやすいので、日中は日焼け止めクリームや紫外線カットのファンデーションで紫外線対策を合わせてすることも大切です。

まとめ:

クレンジングは洗顔だけでは落とすことが難しい毛穴に詰まる汚れや角栓を油分と界面活性剤の力で落とすことができます。

毛穴汚れは洗浄力の高いオイルクレンジングとバームクレンジングを肌の状態に合わせて選ぶのがおすすめです。
✅オイリー肌や毛穴汚れをしっかり落としたい方はオイルクレンジング
✅乾燥感が強い方や肌の弱い方はバームクレンジング

クレンジングは水を含むと洗浄力が落ちるので毛穴汚れをしっかり落とすには乾いた肌に使うことが大切です。

毛穴の黒ずみは詰まり毛穴、開き毛穴、たるみ毛穴とタイプがあり症状が違うので、タイプ別にケアをすることで目立ちにくくできます。

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