美尻ケア

ザラザラお尻をスクラブでオフ!つるすべモデルヒップの作り方

ざらざらお尻のスクラブケア方法が分かって喜ぶ女性

「彼氏にお尻が汚いって言われた…」「お尻のぶつぶつがどうしても治らない!」とお悩みの方は意外と多いのではないでしょうか。お尻は、皮脂腺が多いことと角質層が厚いという2つの特徴から「ざらつき」や「黒ずみ」「ニキビ」が出来やすい部位です。

そのため、お尻のケアをする時は、まず角質を除去できる「スクラブ」と「保湿」が重要です。今回は、お尻に黒ずみやざらつきができる原因から、効果的なケア方法をご紹介いたします。

このページの目次

1、角質が溜ることがお尻のザラザラ・黒ずみの原因

お尻のざらつきや黒ずみは、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)異常によって、角質が固まってしまったことが主な原因です。もともとお尻は、寝る時や座る時など体重で圧力がかかる機会が多く、刺激から肌を守るために角質層が厚い部位です。

普段から長時間座りっぱなしの生活をしていたり、お尻に圧迫感を与えてしまう「下着(Tバック・ボクサーパンツなど)」や「スキニーパンツ」などを好んでいると、通常よりも多くの刺激をお尻に与えてしまい、角質層がどんどん厚くなってしまいます。

角質層が余分に厚くなると、肌のターンオーバーに異常をきたし、肌は乾燥を起こしやすくなり、その結果「ざらつき」や「ぶつぶつ」「ガサガサ」などのトラブルが出てしまいます。

また、お尻は皮脂の分泌が多く蒸れやすい傾向にあるため、「汗疹(あせも)」や「にきび」「かぶれ」などの炎症を起こしやすい部位です。炎症が起こると、肌は炎症を抑えるために「メラニン色素(黒い色素)」を生成させ、より強い肌に生まれ変わろうとします。

メラニン色素には、角質を厚くする作用もあるため、メラニンも肌に残りやすく角質が溜り、お尻に「ざらつき」や「黒ずみ」ができてしまいます。そのため、お尻のざらつきや黒ずみ・にきびが気になる方は、まず、角質を除去することが大切です。「スクラブ」はそのケア方法のひとつとして有効です。

2、お尻のケアには「スクラブ」が効果的な理由

スクラブとは、「砂糖」や「塩」「植物の砕いた種」などの粒子により、余分な角質を削り取ることで肌のターンオーバーを促進させる角質ケアの一つです。お尻の余分な角質を削り取ることで、ざらつき感がなくなるだけでなく、角質が取り除かれたことで、その後の保湿成分の浸透力も高めることができます。

同じ角質ケアとして有名な「ピーリング」に比べ、肌刺激は強い傾向にありますが、スクラブの選び方とやり方次第で、肌刺激を最小限に抑えることは可能です。また、ピーリングは角質ケアのみですが、スクラブには「保湿効果」や「肌の引き締め効果」もあるため、お尻の乾燥やたるみにも効果が期待できます。

今回は、肌刺激が少なく、効果的に角質を除去できるスクラブの選び方と、スクラブが向かない方をご紹介いたします。

■スクラブ選びは塩や砂糖を使ったキメの細かいものがベスト

スクラブには、「砂糖」「塩」「植物の砕いた種」のいずれかの原料で作られており、製品によって粒の大きさが異なります。肌刺激が少ないスクラブを選ぶのであれば、「粒子が小さく(キメの細かく)」原料は「砂糖or塩」が良いでしょう。

スクラブは、角ばった粒子によって角質を削るため、きめの粗いものは肌に大きな刺激を与えてしまい、黒ずみやざらつきが悪化するためおススメしません。特に植物の種を使用したスクラブは、粒子が荒くお尻の皮膚に余計な負担をかけてしまいます。

その点、砂糖や塩には、角質を柔らかくする効果が期待できる「ミネラル」が豊富に含まれ、粒子が小さく角質を削る力が弱くても、角質ケアをすることができます。

その他にも、塩には身体の余分な塩分を外に排出する引き締め効果があるため、お尻のむくみ解消に繋がったり、砂糖の水分を吸収し保持する力でお尻の乾燥を防ぐ効果も期待できます。

そのため、粒子が小さくキメの細かいスクラブであっても、しっかりと角質ケアをすることができ、肌刺激も少なく症状が悪化することなくお尻のケアをすることができます。

しかし、塩を使用したスクラブは、ニキビや炎症を起こしていると、沁みて症状の悪化に繋がるため、お尻のざらつき感が気になる方におススメです。

【シュガースクラブとソルトスクラブの違い】

種類 ソルト シュガー
肌刺激 ・粒子が角ばっているため角質を削る力が強い。
・しかし、肌刺激がある傾向にある
・また、「にきび」や「炎症」がある場合は使用できない。
・粒子が丸いため、刺激が少ない傾向にある
・しかし、角質を削る力が弱い
・どんな肌状態でも使用可能
肌質 ざらつきやガサガサが気になる人
炎症やニキビがない人
肌刺激を極力避けたい人
全肌質向け

■注意!毛孔性苔癬・角化症の方はスクラブ厳禁

お尻のぶつぶつやざらつきが、「広範囲にある」「ぶつぶつの大きさが2~3㎜」「腕にも似たような症状がある」という方は、『毛孔性苔癬(モウコウセイタイセン)』『毛孔角化症(モウコウカクカショウ)』の可能性があります。

もし、毛孔性苔癬の可能性があるのであれば、セルフでの「スクラブ」や「ピーリング」といった角質ケアは、症状の悪化に繋がるため使用してはいけません。

毛孔性苔癬(毛孔角化症)とは、全世界人口の80%の人が発症する皮膚病の一種で、「二の腕」「お尻」「足」「背中」など身体の様々なところに「赤や褐色のぶつぶつ」が表れます。

【二の腕の毛孔性苔癬の症状例】

毛孔性苔癬のぶつぶつは、ニキビのように「皮脂」が詰まっているわけではなく、毛穴に「角質」が詰まってザラッとしています。

乾燥や角質が厚くなるなどの、肌全体に目立つざらつきとは違い、毛孔性苔癬は「毛穴だけが鳥肌のように浮きだったざらつき」です。

なぜ、角質が毛穴に詰まってざらざらしてしまうのかは、まだ解明されていませんが、スクラブやピーリングといった刺激で、症状が悪化する可能性が高いと言われています。

そのため、お尻のぶつぶつが以下の症状に当てはまる方はスクラブやピーリングの使用は避け、保湿のみのケアを行うようにしましょう。

【毛孔性苔癬(毛孔角化症)によるぶつぶつの特徴】
☑赤いor褐色のぶつぶつが生じている
☑ぶつぶつの大きさは2~3㎜ほどで、広範囲に表れている。
☑触ってみるとざらざらする
☑お尻に加え、「背中」「足」特に「二の腕」に似たような症状がある
☑両親に過去or現在も似た症状が現れたことがある
☑兄弟・姉妹にも似た症状が出ている
☑思春期にこのような症状が目立つようになった

3.筆者がおすすめするお尻のザラザラにおすすめのスクラブはコレ

 oh!baby ボディ スムーザーN(ハウスオブローズ)
価格 ¥2,160(570g)
種類 シュガースクラブ

@コスメで殿堂入りを果たした王道のボディスクラブ(シュガータイプ)です。粒子が丸く肌刺激の少ないシュガーを使用しており、肌に優しく角質ケアすることができます。また、高い保湿力と角質柔軟成分である「天然温泉水」を使用しており、シュガーの粒子だけでなく他の成分からも、角質ケアを促します。

無香料・無着色・無鉱物油と肌に刺激があるものを使用していないため、敏感肌の方でも安心して使用できます。

■お家で簡単ボディスクラブの作り方

「市販品は高いし添加物も怖い」「買って肌が荒れたら嫌だな…」そんな不安を持っている方は、ボディスクラブを作ってみてはいかがでしょうか。材料も作り方も至ってシンプルで、キメの細かい「砂糖or塩」と「植物性のオイル(オリーブ・ココナッツ・ホホバなど)を「3:4」の割合で混ぜるだけです。

お好みで、「アロマオイル1滴」や「レモン汁1滴」を加えると、リラックス効果や美白効果が期待できますので、試してみてください。

スクラブ効果については、もちろん様々な工夫がされている市販品の方が高いですが、製品の質を保つために少なからず「添加物」が含まれています。また、価格も決して安いものではありません。

その点、手作りのスクラブは、材料が全て食材で添加物は一切なく、砂糖(または塩)や植物性のオイルは大体「500g:¥300~500」程度ですので、コスパも良いです。

市販品に比べ安く作ることができるので、「購入して肌に合わなかったら嫌だな…」と思いの方は、一度自分で作って使用してみると良いかも知れません。

先ほどと同じように、炎症やニキビがお尻にある方は症状の悪化に繋がりますので「ソルトスクラブ」での手作りは避けましょう。

4、ボディスクラブは週に2回!毎日の保湿も忘れずに

スクラブは、ただ肌に乗せて撫でればよいわけではなく、お尻の黒ずみ・ざらつきを効果的に解消するためには、5つのポイントがあります。

しっかりと手順を踏むことで、ツルスベな桃尻に導きますので、ご参考にして頂ければと思います。

注意点!
・乾いた肌に直接スクラブを乗せると肌刺激が強くなりますので、必ず濡れた状態で使用しましょう。

・肌刺激の少ないスクラブでも、少なからず肌に負担がありますので「週に2回」がベストです。
※製品が毎日使用してもOKとある場合は除く

・傷や出血がある場合は使用しないでください。

使用するもの
・ボディスクラブ(シュガーorソルト)
・保湿クリーム

①お風呂やシャワーでしっかりと身体を温める

先に身体を温めることで、角質が柔らかくなり、スクラブの粒子で余分な角質が削れやすくなります。

先にシャンプー・リンス・ボディソープは終わらせ、お風呂の一番最後に使うようにしましょう。

 

②スプーン1杯程度のスクラブを手に取り手のひらに伸ばす

大体ティースプーン一杯でお尻全体をスクラブすることができます。

 

③お尻の付け根の方から円を描くようにスクラブを馴染ませる

お尻の付け根の方から、上に向かって円を描くようにスクラブをなじませていきます。

大体1分ほど、くるくるとお尻のマッサージをするようにくるくるとしましょう。

 

④シャワーではなく「洗面器に溜めたお湯」でスクラブを洗い流す

スクラブ直後の肌は敏感になっているため、シャワーの些細な刺激もNGです。

そのため、洗面器にお湯を溜めてから、腰のあたりからスクラブ感がなくなるまで数回に分け洗い流していきましょう。

 

⑤水気を拭いたらすぐに保湿クリームを塗る

入浴・シャワー後は、どんどん肌が乾燥していきますので、すぐに保湿クリームでお尻を保護しましょう。これは、毎日行ってください。特にスクラブをした後の肌は敏感で乾燥しやすくなっていますので、多めにするようにしましょう。

この時も下から上にヒップを引き上げるように塗ると、血行も促進されヒップアップの効果も期待できます。保湿クリームは、高い保湿力がある「セラミド」や「ヒアルロン酸」が含まれていると良いです。美白にしたい方は、「トラネキサム酸」や「アルブチン」といった美白成分が含まれているものを選ぶことで黒ずみも同時に対策するこことができます。

 

5、お尻の黒ずみの原因ができる習慣改善も大切

お尻の黒ずみやざらつき、ニキビは、「お尻に過度な刺激を与えてしまうこと」ができてしまう原因です。いくらスクラブや保湿でお尻ケアを行っても、お尻に過度な刺激が与えてしまう習慣があると、再発を繰り返しなかなか治りません。

以下のことは、避けるようにしましょう。

①締め付け感のある衣類はできるだけ避ける
締め付け感の強い「スキニーパンツ」や「下着(Tバック・ボクサーパンツなど)は、お尻を圧迫してしまい、血流が悪くなってしまいます。血流が悪くなってしまうと、老廃物が流れにくくなりお尻の皮膚のターンオーバーを悪くしてしまいます。

そのため、「スキニー」や「圧迫感のある下着」はできるだけ避けるようにしましょう。また、できるだけお尻の肌の負担を減らしたいのであれば、寝る時は下着は着用しないことをおススメします。

②長時間の座りっぱなしは避ける

デスクワーカーや学生さんの場合、長時間イスに座り続けることになりますが、数時間おきに立って軽いストレッチをするようにしましょう。また、電車やバスではできるだけ立つのもおすすめです。

座るという行為は、お尻に全体重をかけてしまいます。その圧迫によって血流が悪くなるばかりか、摩擦も起こりやすくなります。そうなると、黒ずみやニキビ、ざらつきが出来やすくなり、その他にも「お尻が垂れる」「お尻が大きくなる」などのヒップラインも悪くなってしまいますので、できるだけ長時間座り続けるのは避けましょう。

もし、デスクワーカーや長距離運転手・受験勉強などで、長時間座ることが多いのであれば、「クッションを敷いたり」「姿勢を正す」ことが大切です。座りっぱなしが多い方は、こちら『黒ずみ?床ずれ?座り仕事でできるお尻の痣には4つの対策が効果的』で対処法を詳しくご紹介していますので、ご参考いただければと思います。

 

③ごしごし洗いは避け、保湿を怠らない

お尻がガサガサしてしまうと、どうしても身体を洗う時にごしごしと洗いたくなりますが、過度に刺激を与え症状が悪化してしまいます。特にナイロンタオルで身体を洗うと、全身の至るところに黒ずみやガサガサが出来やすくなりますので、手のひらでなでるように洗うようにしましょう。

また、保湿はお尻ケアで最も重要なものです。肌の乾燥は、「黒ずみ」や「炎症」「かさつき」など様々な肌トラブルの元となりますので、しっかりと『毎日朝と夜の2回は保湿』をするようにしましょう。

6、まとめ

人に見られる機会が少ないからこそ、いざ、見られるとなるとどうしても気になってしまうお尻の黒ずみやざらつき。お尻の黒ずみやざらつきは、長時間の座りっぱなしや圧迫感のある衣服によって、角質が厚くなってしまうことでできてしまいます。

そのため、角質を除去する効果が期待できる「スクラブ」と「保湿」を2つでケアすることが大切です。スクラブは、「きめの細かい塩or砂糖」のものを選ぶと肌刺激も少なく、角質ケアをすることができます。しかし、毛孔性苔癬や毛孔角化症などでぶつぶつができている方は、スクラブは避け「保湿のみ」のケアを行いましょう。

また、お尻の肌トラブルが起きやすい「長時間の座りっぱなし」「圧迫感のある衣服」「星を怠る」「ごしごし洗い」はできるだけ避けるようにするのも大切です。

 

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