監 修

上田 弥生医師

日本産婦人科学会 産婦人科専門医
美容皮膚科医
NARD JAPAN認定 アロマ・アドバイザー 上田弥生 医師

ハイドロキノンの肝斑治療は病院で。治療方法や日常ケアの注意点

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肝斑は両頬骨と目立つところにできるうえ、化粧でも隠しにくいので、ハイドロキノンでなくしたいと考える方も多いのではないでしょうか。

肝斑は他のシミと併発しておこるケースが多いので、早く改善するには専門医が確認しながら、適切な治療をおこなうことが大切です。

今回はハイドロキノンを含む、肝斑の改善に関する治療の手順から治療中に気をつけることなどをまとめてご紹介いたします。

1.肝斑を早く改善するなら病院の治療がよい

肝斑は紫外線が原因となるシミも合併しておこるケースも多いため、肝斑の症状は医師に確認してもらい適切な治療を行うことで早く改善することができます。

30代~40代は出産や加齢で肝斑が発生しやすいことに加え、紫外線ダメージが起因で発生するシミ(日光黒子)も起こしやすいです。

肝斑も日光黒子も共通の原因として紫外線が関係していますが、肝斑はこすり過ぎやホルモンバランスが影響もしており、日光黒子はターンオーバーの遅れによる角質の蓄積が関係していたりと細かな原因が違います。

肝斑と日光黒子は現れる場所や形が似ており、色調も茶色と似ているため判別することが難しく、治療前に専門医に症状を確認してもらうことで、ハイドロキノンを含めた、肝斑をなくす適切な治療を行うことができます。

2.ハイドロキノンを美容クリニックや皮膚科で処方してもらう手順

ハイドロキノンは美容クリニック、皮フ科なら美容診療を行なっている病院で処方してもらうことができます。ハイドロキノンを使った肝斑治療は1ヶ月に1回の程度の通院が必要なため、自宅や職場から通いやすい場所に位置する病院を優先して選ぶことをおすすめ致します。

肝斑改善までの治療期間と費用
肝斑の改善には3ヶ月~半年ほどかかります。症状の度合いや肝斑の範囲が広い場合はハイドロキノンと一緒にトラネキサム酸の内服薬やトレチノインクリームを併用し治療をする場合もあります。

ハイドロキノンの治療費用の目安
ハイドロキノン費用は病院によって違いがあり、月に約2000円〜5000円が相場です。ハイドロキノンは酸化しやすい性質のため、1ヶ月分ずつ処方されることが多く、使い切らなくても品質を保つため月に1回の交換が必要です。

トラネキサム酸の内服薬やトレチノインクリームを併用する場合はハイドロキノンを含み15.000円前後がかかります。

ハイドロキノン治療の申込方法
肝斑の治療をする病院の多くは予約制なのでHPや電話で確認してから受診しましょう。1回あたりの治療時間として、混雑時をのぞき問診やハイドロキノン薬剤の受け取りまで1~2時間ほどを目安とすると良いです。

ハイドロキノン診療申込から薬剤の受け取りまでの流れ

①受付

②問診表とスタッフによるヒアリング

③医師のカウンセリング
 (肝斑の症状や肌質チェック、生活習慣やスキンケア方法の指導、治療方針の希望や相談など・・・)

④ハイドロキノンの受け取りと会計

⑤1か月後の予約

ハイドロキノンを使った肝斑治療の注意点
ハイドロキノンの使い始めは、肌に赤みがおこることがあります。赤みが発生した状態での使用は肝斑を悪化させる恐れがあるので、赤みが引くまでは一時使用を中止します。2~3日ほどたっても赤みがひかない場合は医師へ相談してください。

3.ハイドロキノン治療中の肝斑を悪化させない日常ケア

肝斑を悪化させないために、日頃から紫外線対策やストレスを減らしてホルモンバランスを整えるケアをすることが大切です。特に気を付けたいのは紫外線で、外出時だけでなくハイドロキノン中は室内でも紫外線対策を行うことが大切です。

ハイドロキノン治療中は念入りに紫外線対策をすること

ハイドロキノン治療中は、紫外線を浴びると肌が強いダメージをうけ肝斑が悪化するリスクが高くなります。ハイドロキノン使用時はUVケアは必須で、なるべく紫外線防御力の高い日焼け止めクリームで肌を保護するのが望ましいです。

日焼け止めクリームは汗や皮脂でおちたり、時間がたつと効果が薄れてしまうため2~3時間に1度は塗りなおしをします。海やプールへレジャーへ行く際は汗や水でも落ちにくいウォータープルーフタイプで保護するのが良く、日傘や帽子を併用することで、より肌を紫外線から守ることができます。

注意点:紫外線量が多い場所へのレジャーにはハイドロキノンは控える
スキー場や登山、海水浴場は紫外線量が多いだけでなく、汗や水で日焼け止めが流れやすく紫外線を防御することが難しいため、ハイドロキノンの使用は控えたほうがが望ましいです。

ストレスを軽減してホルモンバランスを整える

ホルモンバランスは普段の生活のなかでストレスを軽減することで整えることができます。、ストレスを受けることで発生する活性酸素を食事や運動で対策し、睡眠の質を高めることでストレスを蓄積させないよう過ごすことも大切です。

・簡単な運動を1日15分行う
1日15分程度の運動を心がけます。会社への通勤路を少し歩いてみる、階段をつかう、入浴後のストレッチも有効です。

・睡眠は1日6時間~睡眠の質も大切
睡眠時間は毎日6~8時間確保するのが望ましいです。睡眠の質を高めるためにも部屋を暗くし、睡眠1時間前からスマホやPCを控えることで熟睡しやすくなり睡眠の質を上げることができます。

・食事はビタミンCと大豆製品を積極的に摂る
ストレスによる老化の原因、活性酸素を除去するにはビタミンCが必要です。日頃からビタミンCを多く含有する食品、ピーマンやブロッコリー、アセロラジュース、オレンジなど積極的に摂り入れるようにし、イライラしやすい方は女性ホルモンと構造が似ているイソフラボンを含む大豆やカルシウムを多く含む乳製品が役立ちます。

4.市販品で肝斑改善を試したい方は「トランシーノ2」がオススメ

普段、忙しく通院する時間が取れない方やセルフケアだけで肝斑を改善したいと考えている方はトランシーノ2を使用する方法があります。トランシーノ2は第一類医薬品の取り扱いがある通販やドラックストアで購入することができます。

通販や実店舗も含め、購入前に薬剤師の説明は必要で、通販では注文後にメールで説明を受け薬剤師の確認語、商品の発送となります。
参考ページ:肝斑が気になるなら断然「トランシーノ2」

ハイドロキノンを使った肝斑ケアのまとめ

30代~40代は肝斑以外のシミも同時に起こりやすいため、治療前に専門医に症状を確認してもらいハイドロキノンを含む適切な治療を行うことで早い改善ができます。

ハイドロキノンの治療は美容クリニック、美容診療のある皮フ科でおこなえ、期間は3ヶ月~半年ほどかかります。治療中は紫外線防御力の高い日焼け止めクリームの使用が望ましく、ホルモンバランスを整えるために食事や運動、睡眠の質を高める対策をすることも大切です。

「トランシーノ2」は病院へ行く前に市販品で肝斑の改善を試したい方にオススメです。ただし、8週間飲んでも改善がみられない場合は病院へご相談ください。

 

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