スキンケアも紫外線対策も念入りにしているのに、シミや肌のトーンダウンで肌色が酷くなるのはなぜ・・・。色々と調べてみた結果、「糖化」という言葉が目に留まり色々と調べている女性も多いと思います。
そのなかでも糖化ケアを手軽に済ませることができる抗糖化サプリについて今回は執筆させて頂きました。
糖化サプリとはいえ、どのような成分が抗糖化として役割があるのか、どのタイミングで飲むことが適切なのかなどサプリの情報に加え、糖化の原因となる食生活の一例も解説しております。
是非、老化の進行を早める「糖化対策」の知識として参考にして頂けたらと幸いです。
このページの目次
1.抗糖化サプリメントはAGEsの「発生を抑える」ものと「分解する」ものがある
抗糖化サプリメントには糖化の原因となるAGEsが発生することを抑制する成分が配合されたものと、すでに体内に蓄積したAGEsの分解を促進する成分があります。
AGEsは日常の食事にでやすい加熱処理された食品からとりやすく、活性酸素などの影響をうけて増加するため、体内への蓄積をおこさないためには発生を抑えながら分解を促すことが大切です。
抗糖化サプリメントはAGEsの「発生抑制」と「分解促進」の2つの作用がある成分が含まれているものを使うことがおすすめします。
2.国内で販売されている抗糖化サプリメント全5商品の成分と特徴
抗糖化ケアとして、有効とされている成分は、スターフルーツ葉エキスやハーブミックス、桜の花エキス、レスベラトロール、やマンゴスチンがあります。
【抗糖化ケアサプリメント全商品一覧】
・AFREVI ホワイタスプラス 2480円~
抗糖化成分はスターフルーツ葉エキスです。スターフルーツ葉エキスは1日100mgの摂取で体内に蓄積したAGEsを分解を促進するだけでなくAGEsの発生を抑制する両方の作用を有するとされています。
・抗糖花(こうとうか) 8000円
抗糖化成分は混合ハーブミックスです。混合ハーブミックスとは、どくだみ、カモミール、西洋サンザシ、ブドウ葉を混合したハーブで1日600mg摂取することで体内のAGEsを分解する働きを有するといわれています。
・AGE-SHUT(エージーイーシャット)2480円~
抗糖化成分はマンゴスチン果皮エキスです。マンゴスチン果皮エキスは1日100mgの摂取で糖化の原因となるAGEsの発生を抑制する働きを有するといわれています。
・ポーラ B.Aザ・リキッド 9504円
抗糖化成分は混合ハーブミックスです。糖化ケアサプリメントのなかでは唯一のドリンクタイプもあります。混合ハーブミックスの効果については上記と同じ内容となります。
・ポーラB.A ザ・タブレット 7560円
上記の錠剤タイプとなります。価格もこちらのほうが安く、成分内容も殆ど同じ内容です。
3.抗糖化サプリのおすすめは全対応の「ホワイタスプラス」
糖化ケアは昨今から認知され老化の原因となることが明るみにでてきたこともあり、サプリメントやコスメとして販売されているメーカーはまだ少ないぶん、価格も高い傾向にあります。
そのなかで、糖化の原因であるAGEsの発生を抑え、分解まで促進する両方の働きを有する成分を配合する「ホワイタスプラス」は必要な成分量もしっかり配合され、糖化ケアだけでなく酸化・光ダメージをまとめて対策できる内容は美容を求める女性にとって非常に嬉しいポイントです。
4.抗糖化サプリを飲むタイミングは食前や食後がよい
抗糖化サプリは食品からできたものなので、薬のように飲む時間に決まりはありません。しかし抗糖化食品には、血糖値の上昇を抑制する働きも期待できることから食前や食後に飲むことでAGEsの産生も防ぐ働きも期待できます。
5.糖化ケアは日々の食事も同時に行わないと意味がない
糖化の原因のほとんどは「食事」です。ホットケーキやステーキなど焦げ目は糖やタンパク質が糖化した状態です。完全に絶つことは難しいのですが、焦げたものを食べることを控えるように意識することも大切です。
・食事の時はカテキンを含む緑茶や煎茶
カテキンをおおく含む緑茶や煎茶には抗糖化作用があるということがわかっています。糖化の原因となるAGEsを作りにくくする働きがあることから食事のときは、カテキンを含む日本茶を選ぶことが糖化対策のためには望ましいです。
・糖質を摂りすぎた場合はエネルギーを消費して糖化を防ぐ
スイーツやラーメンなど糖質をおおく食べ過ぎた場合、食後の軽い運動をすることでAGEsの発生を予防することができます。AGEsは食事をして約1時間~2時間後の血糖値の上昇がピークに達するときに産生しやすいといわれており、食後にウォーキングなど軽い運動をすることで食後の血糖値を下げAGEsの産生を抑制することができます。
6.一番の注意すべきは清涼飲料水やドレッシングに使用される果糖
糖化の原因となる「糖」にはブドウ糖と果糖の2種類があり、果糖はブドウ糖に比べて10倍以上の早さで糖化を早めるといわれています。
ブドウ糖は、元々ごはんやパンに含まれる糖質がカラダのなかで変換してできたものです。血液に流れてカラダを動かすエネルギーと変換され余ったブドウ糖は脂肪として蓄積され、余った糖がタンパク質や脂肪と結びついてAGEsとなり糖化が促進されます。
・果糖は直接吸収され血糖値の上昇にそのまま影響する
果物糖は、ブドウ糖のように脂肪に蓄積されず直接、血液に吸収され、体のタンパク質や脂肪と結びつきAGEsを大量に発生させます。ブドウ糖とは違い直接、血液に吸収されるため糖化スピードがはやく、果糖をおおく含む清涼飲料水の飲みすぎは特に気をつけることが大切です。
抗糖化サプリでケアをしても糖を摂りすぎると意味がないものとなってしまいます。糖化から美容や健康を守るためにも日頃から特に果糖に注意し摂りすぎないことを意識することが大切です。
7.お酒の飲みすぎやタバコも糖化の原因となる
糖化対策のためには、焼酎やウイスキーなどの糖分の少なめの蒸留酒なら大丈夫と考えている人もいるかもしれません。どのお酒にもいえることですが、アルコールを分解するには糖分が使用されるため、さほど血糖値が上がることはありません。
一方で、お酒の代謝過程で作られるアセトアルデヒドは二日酔いの原因となる成分です。タンパク質を結びやすく、糖質と同じようにAGEsを産生しやすくなります。統計ではお酒の摂取量が多いほど、体内のAGEs量も多いことが明らかになっています。
・タバコ・喫煙量が多いほどAGEsの蓄積が増加する
また、お酒と同様に、タバコも喫煙量が増えるほど、AGEsの蓄積が多くなることが分かっています。特に、タバコの煙にはニコチンやタールなどの有害物質が多く含まれているので、美容の大敵となるものです。毎日の生活のなかで糖化対策をするのなら、お酒はほどほどに、タバコを吸っている人は禁煙するようにしていきましょう。
・糖化サプリと日頃のケアに関するまとめ
抗糖化サプリは、成分によってAGEsの発生を抑えるものと分解するものがあり両方ケアできるものがおすすめです。糖化ケアのためには日ごろの食事に気をつけ特に清涼飲料水やシロップなどの果糖をおおく含む食品は控えることが望ましいです。
食事の仕方も、食事の前にコップ1杯の水を飲んだり、ベジタルファーストで野菜をさきに食べ、よく噛んで咀嚼回数をおおくすることなど血糖値の上昇を抑えるための工夫も意識するとよいでしょう。
抗糖化サプリメントで日頃のケアを心掛け、糖化によるシミやシワなどの老化や健康の維持のお役に立てたら幸いです。