監 修

上田 弥生医師

日本産婦人科学会 産婦人科専門医
美容皮膚科医
NARD JAPAN認定 アロマ・アドバイザー 上田弥生 医師

肌荒れなし!アンダーヘアをカミソリで処理する時の7つのステップ

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アンダーヘアの処理として最も「お手軽」かつ「安い」方法といえばカミソリです。今では、一家に1個はあるぐらいメジャーなムダ毛処理アイテムですので、そのままアンダーヘアも剃ってしまおうという方は多いと思います。

しかし、手軽にできる反面、「痒み」や「埋没毛」「黒ずみ」など肌トラブルの対価は相当なものです。

できれば、カミソリでアンダーヘアを処理するのは止めて頂きたいのですが、「VIO脱毛前の自己処理として剃る」「特別な日の前日」であれば、カミソリの使用は致し方ないと思います。

今回は、カミソリでの剃毛のメリット・デメリットから正しい処理方法、整え方などご紹介して致します。

1.剃刀でのアンダーヘア処理はなるべく控えたほうが良い

カミソリは、直接刃が肌に当たるためできるだけアンダーヘアの処理アイテムとしては避けたほうが良いです。アンダーヘアは、毛根が強くて毛が濃い一方、皮膚が薄く、歩いているだけでも摩擦が起きる部分です。

その為、どれだけ丁寧に毛剃りをしても、「かゆみ」や「ちくちく」「炎症」「黒ずみ」などの肌トラブルが起きやすいので、カミソリに限らず使用する時は「月に2~4回」程度の頻度に留めた方がよいでしょう。

自己処理でアンダーヘアを整えるなら肌への負担が少ない「電気シェーバー」か「ヒートカッター」の使用が望ましいです。

しかし、「自宅にカミソリしか毛を処理できるアイテムがない」場合は、以下のステップ沿って処理をすることで、肌の負担を最小限に抑えてアンダーヘアのムダ毛の処理をすることができますので、カミソリを使用する場合は参考にして頂けたらと思います。

2.肌に負担をかけずアンダーヘアをカミソリでキレイに剃る7つのステップ

アンダーヘアをカミソリで剃る時は、7つのステップを守るようにしましょう。アンダーヘア(デリケートゾーン)は、皮膚が薄く刺激に弱い部分で自己流の剃り方は肌トラブルのリスクが上がるため、自己判断で剃るのは止めましょう。

しかし、カミソリでのアンダーヘアの処理は、どれだけ正しい方法をしても、「生え始めのチクチク感」を避けることは難しいですので、そこは覚悟してください。

カミソリでのアンダーヘアの処理は、汚してもすぐに洗い流せる「お風呂場」が適所です。
①・②は、お風呂に入る前に行うことですのでご注意ください。

①T字カミソリを使用し刃の状態をチェックする

アンダーケアは自分で見て剃ることができないため、ケガをするリスクが少なくキレイに剃れる「3~4枚刃のT字カミソリ」で剃るようにしましょう。

この時、カミソリの刃が「錆びていないか」「欠けていないか」「刃と刃の間に毛が挟まってないか」をきちんとチェックしてから使用するようにしてください。

また、100円ショップで販売されているようなものではなく、シェービング剤なしでも使用できる「Venusシリーズの女性用カミソリ」が良いです。

価格は、「¥600~¥1,000」でAmazonなどの通販を始め、全国の化粧品売り場、スーパー、コンビニなど幅広く販売されています。

②長い毛を先に眉切りバサミでカットする

お風呂に入る前に、処理をした毛を眉毛用スキバサミやヒートカッターなどで「1㎝」ぐらいにカットしておきましょう。

少し行儀は悪いですが、脱衣所の壁に片足をかけた状態、または、浴室用イスやバスタブのふちに足をかけた状態で、毛をカットするとやりやすいです。

毛が長すぎると、カミソリに毛が挟まり、剃りにくくなってしまうばかりか、カミソリに絡まった毛に皮膚が引っ張られて痛みが起きてしまいます。

また、毛が絡まりカミソリが早い段階でダメになってしまいます。

以下のようなはさみで切るのが理想ですが、ない場合はできるだけ小さいはさみを使用しましょう。

眉用 すきバサミ

③アンダーヘアを剃るのはお風呂の一番最後

アンダーヘアに限らず、カミソリで剃毛する時はお風呂の一番最後が望ましいです。

カミソリで剃った後は、少なからず肌に傷がついていますので、その状態で身体を洗ってしまうと、傷口に泡が沁みてしまい「カミソリ負け」を起こしやすくなります。

また、お風呂の最後に剃毛をすることで、「毛が柔らかく」なって剃りやすくなります。

④シェービング剤をたっぷりと塗る

肌の引っ掛かりを避けるために、アンダーヘア全体にシェービング剤を塗るようにしましょう。

シェービング剤がないという方は、お湯をデリケートゾーンに当て続けながら剃っても構いませんが、極力避けましょう。

肌荒れを起こしやすいため、石鹸やボディソープをシェービング剤代わりに使用するのは厳禁です。

⑤VIOそれぞれの剃り方と体勢

②でカットした部分のみを、毛の流れに沿って剃毛を行います。

できるだけ、鏡の前で行った方がよいですが、今回は、鏡がなくてもある程度剃れる方法をご紹介します。

 

【Vラインの剃毛の仕方】※鏡不要
浴室用のイスで、女の子座りのような体勢で剃るとやりやすいです。

おへそ側に少し肌を引っ張りながらやるとキレイに剃ることができます。

 

【Iラインの剃毛の仕方】※できるだけ鏡の前で
Iラインの剃り方は3パターンあります。

鏡をアンダーヘアの目の前に置くとやりやすいですが、鏡がなくてもある程度剃ることは可能な体勢です。しかし、腰が痛くなりますのでご注意ください。

①浴室用イスの上で、足を大きく開いて覗き込むような体勢

②浴室に直接座り、片膝を立てて覗き込むような体勢

③立って、浴室の壁や浴槽のふち・浴室用イスに、片足をかけて覗き込むような体勢

パターン③に関しては、滑ってケガをする恐れがありますが、上記3つがもっとも剃りやすい体勢です。

 

【Oラインの剃毛の仕方】※鏡必須

Oラインは、鏡を床に置きその上にM字の状態で、鏡越しにOラインを剃るのが良いでしょう。

鏡がないのであれば、自分の手の感覚で見ずに剃ることしかできません。

切りそうで怖いという方は、Oラインの剃毛は避けたほうが良いです。

⑥お湯でキレイに洗い流しその後冷水で引き締める

シェービング剤や剃った毛をキレイにお湯で洗い流し、その後、「炎症を抑える」「毛穴を引き締める」という目的で、冷水をかけるようにしましょう。

いきなり、デリケートゾーンに冷水をかけるとびっくりしてしまいますので、イスに座った状態で太ももの方がから徐々に冷水をかけていくようにすると良いです。

寒い季節は風邪に気を付けてください。

⑦水分を優しくふき取り保湿をする

お風呂から上がったら、水分をきちんとふき取ってからすぐに保湿をしてください。

保湿剤は、デリケートゾーン専用のものを使用すると、「黒ずみ」や「カミソリ負け」が予防できますのでおススメです。
参考:丸ごと教える!正しいデリケートゾーンの黒ずみケアの全手順

【処理する時の注意点】

・肌が敏感になっている「生理前」や「生理中」の剃毛は厳禁です。カミソリ負け・黒ずみ・にきび・埋没毛・かゆみが増加する傾向にあります。

・使用したカミソリやはさみは、キレイに洗い流し、乾燥させてから保管してください。

3.自己処理はVラインを整えるくらいがチクチクや痒みが発生しにくい

もともと、自分のアンダーヘアの形にこだわりを持っている!という方であれば問題はありませんが、どのように整えていいのか分からない方は、「ショーツ(パンツ)からはみ出ている毛を剃る」ぐらいが無難です。

この整え方は、「デリケートゾーンに傷をつけるリスクが少ない」「かゆみやちくちくが比較的少ない」「清潔感がある」という3つのメリットがあります。

異性受けが良く、清潔感もある形は「IラインとOラインはツルツルで、Vラインは逆三角形で短くカットされているアンダーヘア」と言われていますが、カミソリに限らず、自己処理でここまでのクオリティーを出すのは難しいです。

アンダーヘアは鏡越しでしかキレイに剃ることができないため、デザインを付けて剃ろうとすると、剃り残しが出来やすく、傷のリスクが大きくなり、「不格好なアンダーヘア」になる可能性が高いです。

そのため、アンダーヘアをどのように整えるか悩んでいるのであれば、「ショーツからはみ出る毛を剃る」ぐらいが無難でしょう。

【自己処理をする場合の補足】
・アンダーヘアを全部剃るという整え方もよいですが、「かゆみ」や「埋没毛」「チクチク」などの肌トラブルの発生率が最も高いですので、全剃りをする時はリスクを覚悟の上剃るようにしてください。

・VIO脱毛前のシェービングとして剃る方は、上記の事項は例外です。

 

4.アンダーヘア剃毛後かゆみが発生した時の対処法

アンダーヘアをカミソリで剃った後に、乾燥による「かゆみ」や生え始めによる「チクチク感によるかゆみ」が起こった場合は『デリケートゾーン用の軟膏』で対処しましょう。

小林製薬さんが出している「フェミニーナ軟膏」や新新製品工業さんが出している「フィーメリナ軟膏」がおススメです。デリケートゾーンの「かゆみ」や「かぶれ」を鎮めるために開発されており、剃毛後のカミソリ負けにも利用できます。

デリケートゾーン用に作られているため「低刺激」で肌にも沁みず、生理中でも使用できますので、安心して使用することができます。全国のドラックストアか薬局、または楽天を始めとするネット通販にて「¥600~¥1,000」ぐらいで購入できます。

 

5.肌トラブルなくアンダーヘアを整えるためにVIO脱毛の検討を!

冒頭からあるように、カミソリに限らず、アンダーヘアの自己処理は「毛嚢炎」や「かゆみ」「ニキビ」「黒ずみ」などの肌トラブルが付き物です。

そのため、長期的にアンダーヘアを整えると考えている方は、光脱毛や医療レーザー脱毛などのプロに任せた方が良いでしょう。

プロが行うアンダーへアの処理は「VIO脱毛」と呼ばれ、黒い色素に反応する特殊な光やレーザーを毛のある部分に当て、毛根にダメージを与えて、半永久的に毛を生えなくさせる施術のことを言います。

「肌トラブルがない」「面倒な自己処理から解放される」「見た目がキレイで清潔感がある」ということから、最近では老若男女問わず多くの方が施術を行っています。

価格はトータルで「2万~10万前後」で、施術期間は「1年~5年」ぐらいです。

詳しくはこちら『VIO脱毛前に読んで!失敗しないクリニック・サロンの選び方とケアを大公開』をご覧ください。

 

6.まとめ

雑誌やTVで「アンダーヘアを整えるのは常識」となってきた近年、多くの人がアンダーヘアをなんらかの方法で整えたことがあると思います。

その中で最もお手軽で家にもある処理アイテムと言えば「カミソリ」ですので、勢いでカミソリで剃ってしまう気持ちはよくわかります。

しかし、カミソリでの剃毛は、どれだけ丁寧に剃ろうが「埋没毛」「毛嚢炎」「黒ずみ」「かゆみ」「ニキビ」など様々な肌トラブルが付き物です。

極力避けて頂きたいですがそうもいきませんので、今回ご紹介した方法で剃るようにし、できるだけ「短期間」で卒業するようにしましょう。

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