監 修

上田 弥生医師

日本産婦人科学会 産婦人科専門医
美容皮膚科医
NARD JAPAN認定 アロマ・アドバイザー 上田弥生 医師

もっと効く!失敗しないシミ市販薬の上手な選び方

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シミ市販薬のより良い選び方を提案する女性

鏡を見るたびに気になってしまう顔のシミ。メイクで隠せるくらいのシミでも、写真を撮るときや人と話している時の視線が少し気になってしまう。なんてことありませんか?

市販の錠剤や美白クリームは、薄いしみやそばかす・肝斑に有効とされ、ドラックストアなどで手軽に購入でき、今回は成分と価格、使いやすさから失敗しない選び方をまとめてみました。

美白ケアを続けることで、肌に透明感がでてパッと明るい肌になり、ステキな笑顔で毎日を過ごせる参考にしていただければと思います。

1.シミに有効な市販薬には錠剤と薬用クリームがある

シミ 薬 市販

シミに有効な市販薬には、飲んで美白ケアをする錠剤タイプとシミに直接塗って美白ケアするクリームタイプがあり、どちらも国から認可された美白成分が配合されているものです。

錠剤タイプは、全身のシミのケアや予防をしたい方に向いていて、ビタミンCやL-システイン、トラネキサム酸という美白成分と美白作用をサポートするビタミン類が配合されています。

ビタミンCにはシミの原因となるメラニンの生成を抑える作用、L-システインにはメラニンを無色化する作用があるので、紫外線やニキビ跡が原因のシミ・そばかすに有効です。

市販の薬用クリームは、ビタミンCのほかにアルブチン カモミラETなど、シミの原因となるメラニンの生成を抑える作用がある成分が配合されているので、紫外線やニキビ跡が原因のシミ・そばかすに有効です。

病院で処方されるクリームより美白成分の濃度は低いですが、その分、副作用の心配が少なく、保湿成分も多く配合されているので、肌の弱い方も使うことができ、普段使いで手軽にシミのケアをすることができます。

肝斑には、錠剤・クリームともにトラネキサム酸という、シミのもとをブロックして、メラニンの生成を抑え、新たなシミができないようにする作用がある成分が好ましく、その他のシミ・そばかすにも効果があります。

【シミの種類と有効成分の相性】

成分・効能 日焼け・ニキビ跡によるシミ・そばかす 肝斑
トラネキサム酸

メラニンの抑制

L-システイン

メラニンの無色化

ビタミンC

メラニンの抑制・排出

アルブチン

メラニンの抑制

カモミラET

メラニンの抑制

2.シミに有効な市販薬は生活スタイルに合ったものを選ぶ

シミやそばかすに効果のある市販薬は「第3類医薬品」の記載があるもので、有効成分の種類に大きな差はなく、配合量やその他の美肌をサポートする成分、価格、1日に飲む回数、定期便の有無などの利便性で選ぶのが好ましいです。

【シミ・そばかす・肝斑の緩和におすすめな市販薬】

商品 有効成分・回数 評価
トランシーノホワイトC

シミ・そばかすに有効なトランシーノホワイトC
180錠2,808円

Lシステイン240㎎
ビタミンC1,000㎎
ビタミンE 50㎎
1日2回
シミ・そばかす・ニキビ跡に有効な成分がたっぷり配合されていて、低価格。
ビタミンCの配合量はダントツです。
ハイチオールCホワイティア

シミに効果的なハイチオールCホワイティア

120錠4,860円

Lシステイン240㎎
ビタミンC500㎎
ビタミンB5 30㎎1日2回
シミ・そばかす、ニキビ跡に有効な成分が配合されていますが、ビタミンCの配合量は少なく、価格は高め。
ロスミンローヤル

ロスミンローヤルでシミ・小じわの改善

初回1,900円

Lシステイン160㎎
ビタミンC180㎎
ビタミンB5 15㎎
9種の生薬
1日3回
定期便あり
シミ・そばかすに有効な成分は少なめだが、9種の生薬配合で小じわにも効果が認められています。
トランシーノⅡ

肝斑に有効なトランシーノⅡ

120錠3,672円

トラネキサム酸 50㎎
Lシステイン240㎎
ビタミンC1,000㎎1日2回
肝斑専用の市販薬で、8週間のプログラム。第1類医薬品なので、購入には薬剤師の問診が必要です。

■シミに効果的な市販薬の注意点

・薄いシミやそばかす、シミ予防に効果的ですが、即効性はなく効果がみえはじめるのは肌のターンオーバーに合わせて最低でも1~3か月かかります。

・1日に飲む量を増やしても効果は変わらず、過剰摂取すると下痢や吐き気などの副作用が出る可能性もあるので、用法・容量を守ってください。

3.シミに有効なクリームは「医薬部外品」と記載があるものを選ぶ

市販で購入できるシミに有効なクリームは「医薬部外品」という分類で、病院で処方されるクリームより濃度は低いですが、美白に効果があると厚生労働省認可の有効成分が配合されています。

紫外線やニキビ跡によるシミ・そばかすに有効なクリームの成分にはビタミンC誘導体やアルブチン、カモミラETなどがあり、シミの原因となるメラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぎます。

商品 成分 特徴
ケシミンクリーム

ケシミンクリーム 30g 1,944円

有効成分:ビタミンC誘導体

その他成分:ビタミンE

低価格で気になるシミをピンポイントで狙えるため、スポットケアに向いています。

黒くなったシミを元の肌色に戻す作用があるビタミンCと、ターンオーバーに効果的なビタミンE配合なのでニキビ跡などのシミを含めシミ全般に有効です。

キュレルキュレル 薬用クリーム 40g 2,800円 有効成分:カモミラET

その他成分

セラミド、ユーカリエキス

シミを作れ!という指令を邪魔する働きとターンオーバーを促す作用がある植物由来のカモミラETと、潤い成分として肌に存在するセラミド配合なので、シミの悪化抑制や予防に効果的で、乾燥性敏感肌の方でも使用できます。
アスタリフトアスタリフトホワイトクリーム 30g 5,400円 有効成分:アルブチン

その他成分

ナノAMA、アスタキサンチン、3種のコラーゲン、アンズ果汁、ヒアルロン酸、スクワラン

病院で処方される美白クリームハイドロキノンと似た作用のあるアルブチン配合で、シミのもととなるメラニンの発生を防ぐので、日焼けによるシミやそばかすを含めシミ全般に向いています。
アンプルール

アンプルールラグジュアリーホワイト 30g 9,720円

有効成分:アルブチン、ビタミンC誘導体

その他成分

ヒアルロン酸、セラミド、スクワラン、シアバター、コラーゲン、ビタミンE、フェルラ酸、セイヨウオオバコ種子エキス

病院で処方される美白クリームハイドロキノンと似た作用のあるアルブチンと、ビタミンC配合なので、メラニンの抑制と黒くなったシミを元の肌色に戻す効果があります。

そのほか、保湿成分も多く配合されているので、加齢によるくすみやシミ全般に向いています。

ベルエタンセル

プレミアムベルエタンセル 40g 12,000円

有効成分:トラネキサム酸

その他成分

スクワラン、濃グリセリン、スクレロチウムガム、アルピニアカツマダイ種子エキス

シミや肝斑の原因であるメラニンの活性化を抑制する美白成分、トラネキサム酸配合のクリーム。

そのほか、保湿成分も配合されていて、肝斑を含めシミ全般に効果的です。

 

4.錠剤やクリームなどの美白ケアは紫外線対策を併用して行うこと

シミの原因となるメラニンは紫外線から肌を守る役割があり、錠剤やクリームなど美白アイテムには紫外線の影響を受けやすい成分も存在します。シミの悪化や肌トラブルのリスクを低減するためにも、日傘や日焼け止めクリームでの紫外線対策も併用しておこなうことが大切です。

・日焼け止めクリーム
化粧水や美容液などでお肌を整えた後に、顔全体に1円玉程度の量を塗ります。ムラになりやすいので2度塗りが効果的で、ウォータープルーフタイプだと汗や水で流れ落ちにくいです。

【日焼け止めクリームの選び方】

通勤や買い物など SPF20~30 PA++~PA+++ スプレー、液体タイプ
外でのスポーツなど SPF30~50 PA++~PA++++ 液体タイプ
海や野外レジャーなど SPF50以上 PA++++ 液体タイプ

・飲む日焼け止め
リコピンやニュートロックスサンという紫外線から肌を守る成分が配合され、錠剤タイプととドリンクタイプがあります。飲むだけで紫外線が防げるわけではないので、日焼け止めクリームと一緒に継続して使うと効果的です。
外部参考サイト:医師監修・飲む日焼け止めを全解説!紫外線対策メディア【ヒヤケイヤ】

・日傘や帽子・手袋など
素材が厚く、色が濃い色ほど紫外線を通しにくく、もっとも紫外線をカットする色は黒色で、素材は 綿よりもポリエステルなどの合成繊維の方が紫外線を通しにくいです。

5.濃いシミや短期間でシミを完治させたい場合は美容皮膚科での治療が効果的

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濃いシミや早くシミを治したい場合は、シミに直接はたらきかける治療をする美容皮膚科が最適です。

美容皮膚科のシミ治療で処方されるクリームは、ハイドロキノンとトレチノインという成分で強制的にターンオーバーさせ肌を新しく再生する治療です。効果が強い分、副作用もあるのですが、医師の指示に従い用量・用法を守って使用すれば1~3か月でシミが完治する場合もあります。

短期間でシミを消すには、シミをピンポイントで狙い、メラニンに熱でダメージを与えるレーザー治療が最も効果的です。シミのサイズや濃さによっては1回で効果を感じられることもあります。

さらに詳しい情報は?美容皮膚科には美白を目的とした点滴やフォトフェイシャル、レーザー治療などがあり、効果を感じられるまでの回数や費用をまとめてありますので、参考にしてみてください。

6.まとめ

市販で購入できるシミに有効な薬には、飲むタイプの錠剤と塗るタイプの薬用クリームがあり、全身の美白ケア・シミ予防には錠剤タイプを、目元のシミなど部分的なスポットケアをしたい方はクリームタイプを選んでください。

市販薬に配合されてる成分には、ビタミンCやLシステイン、アルブチンなど色々ありますが、色素沈着や加齢によるシミ・そばかす、肝斑など症状に適切な有効成分を選ぶことが大切です。

また、濃いシミの除去や一日でも早くシミを消したい方には、美容皮膚科での治療が好ましく、事前に専門医師による無料カウンセリングも受けることができるため、初めての方でも安心して治療に臨むことができます。

今回の記事で、シミの悩みに終わりを告げて、新しい一歩のきっかけになれば幸いです。

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