監 修

上田 弥生医師

日本産婦人科学会 産婦人科専門医
美容皮膚科医
NARD JAPAN認定 アロマ・アドバイザー 上田弥生 医師

最後の仕上げに針(ニードル)脱毛!その魅力・料金・痛みを徹底解説!

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ニードル脱毛でツルスベ肌になり喜ぶ外人女性

「微妙なこの毛のためにレーザーをやるのはな…」「光やレーザーではできなかった眉下や涙袋の産毛すらも許せない!」と、レーザーや光脱毛を行って少し毛が残ってしまって悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

レーザーや光は、早く脱毛ができ痛みも料金も抑えられるため人気ですが、どうしても少しだけ毛が残ってしまったり、脱毛できない箇所があるのが難点です。また、細い毛やほぼ白に近いムダ毛は脱毛することができません。

「完全にムダ毛をなくしたい!」という方は、如何なるムダ毛でも確実に脱毛することができる「針(ニードル)脱毛」の検討をしてみてはいかがでしょうか。

今回は、針脱毛のメリット・デメリットから、失敗しないクリニックの選び方、気になる疑問を回答いたします。

1、針(ニードル)脱毛はどんな毛・肌でも脱毛できるのが一番の魅力

「針(ニードル)脱毛にメリットはない!」と言われることがありますが、針脱毛の一番の魅力は「どんな毛・肌・場所でも脱毛できる」ことです

まず、針脱毛とは、毛穴に極細の針に刺して、1秒ほど電流を流すことで熱を発生させ、直接毛母細胞を破壊する施術のことです。

アメリカの米国食品医薬品局(FDA)が「完全な永久脱毛である」と唯一認可している脱毛方法でもあります。

その脱毛効果はとても大きく、針脱毛に「脱毛できない箇所・肌・毛はない」と言われています。

一般的な脱毛法として有名な「光脱毛」や「レーザー脱毛」は、メラニン色素(黒い色素)に反応し熱を発生させることで脱毛を行っているため、「白髪」「金色の毛」「ほくろに生えた毛」「濃い色素沈着」「日焼け」「タトゥー」などには対応することができません。

また、粘膜である眼球に近い「眉下」「涙袋の産毛」「目頭近く」も、レーザーの強い光で「失明する」可能性が高いため、施術が受けられません。

しかし、針脱毛は、毛穴にのみ作用するためどんな毛・肌・場所でも脱毛することができます。

ほくろに生えた毛や色素沈着、日焼けなどはそれらを切除したり改善したりすることでレーザーや光による脱毛を受けることができるようになることがありますが、「白髪」と「細い毛」に確実な脱毛効果があるのは、針脱毛のみです。

その他にも、針脱毛には「デザイン性に勝る」「即効性が高い」などのメリットもあります。

魅力1:VIOや眉などに細かいデザインを付けることができる

医療レーザー脱毛は広範囲にレーザーを照射するため、短時間で済みますがその分、細かいデザインを行うには向いていません。

針脱毛は一本一本ムダ毛を脱毛していくため、VIOや眉の形を細かく調整することができ、Vラインや眉の毛の密度を減らすことも可能です。

 

魅力2:その場ですぐに毛が抜けるため即効性が高い

針脱毛は、毛母細胞を焼き尽くすため、施術を受けながらムダ毛がするすると抜けていきます。

レーザーや光による脱毛は毛母細胞にダメージを与えた後、1~3週間程度をかけて徐々にムダ毛が抜け落ちていくため、どうしても脱毛効果が見えるまでに時間がかかってしまいます。

針脱毛は、その場ですぐにムダ毛の脱毛ができるため、「この微妙な毛だけを脱毛したい」「抜けるまでの黒いぼつぼつができるのが嫌だ」という時に即効性が高いのが魅力の一つです。

 

2、針(ニードル)脱毛のデメリットは「痛み」「料金」「肌負担」

針脱毛は、確実性が高く完全なる永久脱毛と言われる方法ですが、「強い痛み」「高額な料金」「施術後の肌トラブル」の3つの不安点があります。

現在は、「痛み」や「施術後の肌トラブル」は改善しており、痛みが少ない方法が進んでいますが、それでも完全解消には至っていません。

しかし、それに相当するほどの脱毛効果があるのも事実です。針脱毛を検討している方は、以下の3つを覚悟しておきましょう。

■タトゥーを入れるよりも痛いと言われているが麻酔の使用ができる

針脱毛は痛みが非常に強いと言われています。痛みの感じやすさは個人差がありますが、医療レーザー脱毛が「輪ゴムで弾かれる程度の痛み」と例えられるのに対して、針脱毛は「高温でやけどをするような痛み」と言われています。

特に、眉下や涙袋の産毛、Iラインは「皮膚が薄く」「皮下脂肪が少ない部分」のため痛みは相当なものと言われています。

タトゥーを入れるよりもはるかに強い痛みを感じる人が多いため、施術に不安を抱いてしまうこともあるかもしれません。

しかし、現在では機器の進化により、痛みが少なくなっています。また痛みを軽減するため、麻酔クリームや笑気ガスなどの「麻酔処置」、患部を冷却しながらの施術などの対策も取られています。特に麻酔を受けるとほぼ痛みはなくなります。

麻酔処置が料金に含まれているところもあれば、追加料金が必要になるところもあります。痛みを不安に感じるときは事前に麻酔がどうなっているか問い合わせをしておくとよいでしょう。

 

■針脱毛の料金は「針代」+「時間or本数」で決められる

針脱毛は、基本的に「個人用の針代」と「施術時間」か「脱毛した本数」で料金が決められています。

針脱毛は、感染症の予防や衛生面を考え、個人で専用の針を使用するため、契約時または初回施術後に使用した針を買い取ります。

大体「¥4,000~6,000」ほどで、種類も大体10種類ぐらいあり自身で好みのものを選ぶことができます。施術回数が多くなり針が痛んだ場合は、再度買い取りになります。

料金形態は、「ムダ毛1本当たり数百円」または、「◯分で数百円~数千円」としていることが殆どです。そのため、毛の量が多い方ほど施術の料金が高くなります。この料金は、施術するごとに毎回支払うシステムです。

その他にも、感染症予防のために必ず「血液検査」を行いますので、そちらの料金が別途かかります。大体「¥5,000前後」ですが、無料のところもあります。

そのため、針脱毛は初期費用(針代・血液検査代)だけでも「¥10,000」以上は必要になります。

 

■施術後の「ぶつぶつ」や「腫れ」が付き物

針脱毛は、一時的に強い電流が流れ、皮膚が炎症状態となってしまうため、施術を受けた後は「ぶつぶつ」や「腫れ」が付き物です。

現れる症状としては

・ぶつぶつ
・腫れ
・赤み
・かゆみ
・むくみ(炎症性浮腫)
・毛嚢炎

などが挙げられます。

一時的に肌のバリア機能が低下していることが原因であるため、施術を受けてから一週間は普段より念入りな保湿ケアを行いましょう。

保湿ケアをきちんと行っていれば、一週間程度で症状は収まっていきます。万が一炎症が強くなっても、無料でステロイドなどを処方してもらえるため安心です。

また、針脱毛後は肌のバリア機能が低下しており、紫外線による刺激に弱くなっているため、普段よりも念入りなUV対策を行いましょう。

 

3、針脱毛はレーザーや光脱毛の仕上げとしての利用がベスト

針脱毛はレーザー脱毛や光脱毛が完了し、「数本だけ毛が残ってしまった」「レーザー脱毛で施術ができなかった眉下を脱毛したい」「この細いムダ毛すら許せない」といった、脱毛の最後の仕上げとしての利用がおススメです。

医療レーザーや光脱毛では「目の周辺の産毛(涙袋・眉下・眉頭下)」や「細い毛」「白くなった毛」は脱毛することができないため、その部分の脱毛を行いたい方に適しています。

針脱毛は非常に料金が高い施術ですので、針脱毛のみで脱毛を行うと確実に「200万円」を超える施術費用になります。

また、今見えているムダ毛は全体の20%と言われているため、全ての毛を処理するのに5年以上の時間がかかります。

そのため、「施術費用を抑える」という意味でも、レーザーや光脱毛で脱毛しきれなかった箇所を針脱毛するのが賢明です。

参考:怖くない!痛みが少ない医療レーザー脱毛を選ぶ2つのポイント
参考:肌ケアも同時にできる光脱毛の魅力とおススメ脱毛サロン徹底比較

 

4、金属アレルギー・感染症がある方は施術ができない

針脱毛は、毛穴のみに作用するため、基本的に持病があっても薬を常飲していても施術をすることは可能です。しかし、「金属アレルギーの方」や「感染症を患っている方」は、如何なる理由があっても施術を受けることができません。

針脱毛は、針を皮膚に刺す必要があるため、金属アレルギーの人は受けることができません。

現在は、針自体に「金」や「チタン」で加工をしているものもありますが、施術を重ねるごとにその加工が剥がれるリスクがないわけではありません。

金属アレルギーの度合いによっては受けられる可能性がありますが、お断りされることが多いです。

また、「HIVウイルス」や「B型肝炎ウイルス」「C型肝炎ウイルス」などに感染している人は、針脱毛を受けることができません。

針自体は、個人で専用のものを使用しますが、万が一施術者に感染してしまう可能性があるため、施術を受けられません。施術前には必ず「血液検査」を行います。

その他、「肌が乾燥してる」「炎症している」などの肌の状態が悪いと判断された場合、施術を先延ばしにされる可能性があります。
肌の症状が良くなれば施術は可能になります。

5、針(ニードル)脱毛をする時は施術者の「施術年数」を確認!

針脱毛は、非常に高い技術が必要な施術ですので、施術者の「施術年数」を確認するようにしましょう。

経験が浅い施術者から施術を受けるとやけどや炎症のリスクが高まるほか、脱毛効果も十分に得られず、価格だけ高くなっていってしまいます。

また、できれば針脱毛の専門店で施術を受けるようにしましょう。

針脱毛専門店の場合、「血液検査代」や「アフターケアのお薬代」「初診料」「カウンセリング料」「麻酔代」などが無料で受けられる可能性が高いです。

施術年数が多くても、特化していないと症例数が少ないため、満足な施術を受けれない可能性が高くなります。

針脱毛の専門店としては、25年以上の施術実績がある『リチェッタ』さんやアメリカの電気脱毛協会が主催している「電気脱毛士」の免許を3人持った方がいる『Sincerely』さんがおススメです。

 

6、針(ニードル)脱毛前に確認する2つのこと

針脱毛は、レーザーや光と違って脱毛時の注意事項が異なります。

針脱毛をする前は以下の2つのコトに気を付けましょう。

①ムダ毛は3ミリ以上生やしておく
レーザーや光脱毛の場合はムダ毛を剃ってから施術を行いますが、針脱毛の場合はある程度ムダ毛が生えた状態で行います。

毛穴に針を刺す必要があるため、毛が見えていないと施術ができないためです。

生やすムダ毛はどのくらい生えてても構いませんが、3mm以上生やしておきましょう。

②前日の日焼けやタトゥーは避ける
いくら日焼けをしててもタトゥーが入っていても施術が可能とは言え、日焼けやタトゥーを入れた直後の皮膚は炎症を起こいるため、施術を受けることができなくなります。

針脱毛は電流を炎症を悪化させ、色素沈着などの原因となってしまうため、日焼けしたばかりの皮膚やタトゥーを入れた直後の皮膚には施術をすることができません。

施術の前日に屋外での活発な活動を行ったり、タトゥーを入れたりすることを避けるようにしましょう。

 

7、針(ニードル)脱毛でよくあるQ&A

針脱毛でよくある質問に回答します。

Q1針脱毛でワキガが治るのは本当ですか?

A.ワキガの原因となるアポクリン腺は毛穴に沿って存在するため、針脱毛で破壊されることもあります。そのため針脱毛を行うことでワキガが軽減されることは多いです。ただし確実ではありません。

Q2感染症のリスクはないですか?

A.針を使いまわしている場合は感染症のリスクが存在しますが、現在は「個人の専用の針」を使用しており、衛生管理も徹底して行っていますので、過剰な心配はいりません。不安ならば針の管理状態について問い合わせをしましょう。

Q3エステがやってる針脱毛は違法じゃないんですか?

A.限りなくグレーな状態です。しかし取り締まりをしきれていないのが現状です。使用する機器もクリニックのものより劣り、衛生管理もしっかりしているとは言えないため、針脱毛は医療機関、または専門店で行うようにしましょう。

Q4毛穴が広がったりすることはないですか?

A.非常に細い針を使用するため、毛穴が広がることはありません。逆に肌の調子が上がっていきます。

8、まとめ

針脱毛は「高い」「古い施術」「痛い」と言うことで脱毛方法として除外してしまう方もいらっしゃいますが、針脱毛には「完全なる永久脱毛」「どんな肌・毛・場所」でも脱毛できるといった魅力があります。

「痛み」や「料金が高い」といった事は事実ですが、現在は痛みの少ない施術も多くなり、麻酔を使用すれば痛みは緩和されます。また、料金も「脱毛の最後の仕上げ」としての利用であれば、そこまで高額な料金というわけではありません。

もし、針脱毛を検討しているのであれば、「専門店で施術年数が多いクリニック」を選ぶようにし、「ムダ毛は3ミリ以上生やしておく」「日焼けなどは避ける」の3つのポイントを押さえておきましょう。

今回の記事で、針脱毛の魅力が分かったと思って頂ければ幸いです。

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