監 修

上田 弥生医師

日本産婦人科学会 産婦人科専門医
美容皮膚科医
NARD JAPAN認定 アロマ・アドバイザー 上田弥生 医師

ムダ毛処理の肌トラブルをOFF。電気シェーバーのおすすめ選別法

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電気シェーバーで足を剃る女性

ムダ毛処理での肌トラブルに不安があったり、ラクに自己処理したいなかで電気シェーバーを検討している方は多いかと思います。

電気シェーバーは刃先が肌にあたらない構造のため、非常に肌負担が少ない自己処理方法です。ただし、電気シェーバーの種類ごとに肌刺激は違い、向き不向きの部位もあるため製品選びで仕上がりも変わってきます。

そこで電気シェーバーの特徴と種類、肌トラブルが起きやすい方におすすめの電気シェーバー、適切な使い方からケアまでをまとめましたので参考頂ければと思います。

1.電気シェーバーでムダ毛処理をするメリットとデメリット

電気シェーバーは肌荒れ・炎症・色素沈着のリスクはほぼありませんが、深剃りしづらいため頻繁な処理が必要になります。

電気シェーバーは特に肌への安全性が高く、病院の手術前の体毛の除毛にも使われており、肌に傷がつきにくくカミソリより感染予防に有効とされています。

外部参考記事:第35回日本手術医学会総会セミナー

 

【電気シェーバーで処理するメリット・デメリット】

メリット

デメリット

・刃先が肌にあたらないため、肌トラブルが起きにくい

・VIOやワキなどの敏感な部位の処理に適している

・肌が乾いた状態でも使用できるのでラク

・携帯タイプもあり外出先でも使える

・毛の伸びが早い人は頻繁な処理が必要

・毎回の本体の手入れが必要

・カミソリや毛抜きと比べると高価

(千円前後~3万円ほど)

 

2.電気シェーバーの種類と特徴

電気シェーバーにもカミソリ型や回転刃式などの種類があり、深剃りできるものや、肌に与えるダメージの違いがあります。

肌トラブルを起こさないためにも、電気シェーバーはムダ毛処理をする部位や、肌が弱い方など用途に応じて適切に選ぶことが望ましいです。

 

【電気シェーバーの種類・特徴・向いている人】

種類

特徴

向いている人・部位

肌刺激

カミソリ型

カミソリ型の電気シェーバー

スイングヘッドでカーブ部分に密着しながら剃れるタイプが多い。シェーバーが肌にあたる部分も少ないため肌負担も少ない。

・敏感肌

・顔ニキビが出来やすい

・デリケートな部位の処理

・細い毛

 

※タイプによって太い毛の処理も可能

 

弱め

回転刃式回転刃式の電気シェーバー

円形の刃を回転させながら剃るため肌負担が少なく、特に脇下や顔のカーブが処理しやすい。ムダ毛があまり飛び散らず、注油いらずでメンテナンスも楽。

完全防水型

完全防水型の電気シェーバー

風呂剃り、ウェット剃り(肌を濡らした状態)でも使える。

・お風呂剃りをする

・ウェット剃りをする

・全身のムダ毛処理

やや弱め

マルチ機能型

マルチ機能タイプの電気シェーバー

シェーバーのほか、バリカンや毛抜きもできるタイプ。

・全身のムダ毛処理

ロータリー式

ロータリー式の電気シェーバー

往復式と回転刃式の長所を活かした「らせん状の刃」のシェーバーで、肌に優しくある程度の深剃りができる。振動が少なくて静か。

・全身のムダ毛処理

・深剃りしたい方

・太い毛の処理

往復式往復式の電気シェーバー

最も深剃りができるタイプ。刃が左右に振動するパワーが強いため、毛が飛び散ったり刃の劣化が早くこまめなメンテナンスが必要。

 

・深剃りしたい方

・太い毛の処理

やや強め

補足
メンズ用の電気シェーバーは男性の濃く太いヒゲを処理する目的のためレディースシェーバーよりパワーが強く、肌負担は若干大きくなりますが女性が使用しても特に問題はありません。

 

3.すぐニキビができる方や敏感肌・デリケート部位に適した電気シェーバーのタイプ

すぐニキビができる方や敏感肌・デリケート部位に適した電気シェーバーのタイプ

ニキビができやすい方や敏感肌、VIOやワキなどのデリケートな部位のムダ毛処理をする場合は、カミソリ型、回転刃式といった肌刺激が少ない電気シェーバーがおすすめです。

カミソリ型は『丸い刃先』がより肌負担が少なく、回転刃式は『ヘッドが1つ』の方がVIOやワキなど細かい部位も剃りやすく便利です。

 

【ニキビができやすい・敏感肌・デリケート部位におすすめの電気シェーバー】

 

フェリエ<密着スイング>フェイスシェーブ

「フェリエ <密着スイング>フェイスシェーブ」の画像検索結果

¥2,327
ドライ剃りタイプ

丸い刃先の顔用の電気シェーバーです。体のカーブに優しく密着するタイプで顔や細い毛の処理に適しています。シェービング剤なしで使えるので余分な肌負担も減らせます。

購入可能なところ:アマゾン、楽天


レディースシェーバー フェリエ ボディ用

「パナソニック レディースシェーバー フェリエ ボディ用」の画像検索結果

¥2,258
ドライ剃りタイプ

丸い刃先の電気シェーバーで、刃の溝幅が広いため細い毛だけでなく太い毛も優しく処理できて、VラインやIラインのデザイン処理にも向いています。体のカーブに合わせてヘッドが左右に動くので必要以上に肌に刃があたらず負担も少ないです。

購入可能なところ:アマゾン、楽天、ドラッグストア


 

メンズシェーバー 回転刃 ES-KS30

¥1,100
ドライ剃りタイプ

優しい剃り心地の回転刃式の電気シェーバーです。コンパクトな手の平サイズでワキやVIOなどのデリケートな部位も剃りやすい構造となっています。

購入可能なところ:アマゾン、楽天、ドラッグストア

 

補足
顔ニキビはメイク・汚れ・余分な皮脂が主な原因となるので、それらを洗顔でしっかり落としてから電気シェーバーを使うとニキビ再発の軽減にもつながります。

 

4.電気シェーバーのタイプごとに適した剃り方

電気シェーバーの剃り方は、カミソリ型・完全防水型・マルチ機能型・ロータリー式・往復式なら『逆剃り』、回転刃式は『円を描くように剃る』という方法が適しています。

また、電気シェーバーには肌が乾いた状態で剃る『ドライ剃りタイプ』と、肌を濡らした状態でも剃れる『ウェット剃りタイプ』がありますが、敏感肌や乾燥肌など肌が弱い方はドライ剃りがおすすめです。

ドライ剃りはウェット剃りと比べ、剃る回数は少なくシェービング剤などを洗い流す手間もないため肌刺激が抑えられます。

ウェット剃りは太い毛の処理に向いていて、電気シェーバー専用のジェルやローションを使うことで毛が柔らかくなりなめらかに剃ることができますが、これらはアルコールが主成分で、肌から蒸発するときに水分や熱を奪うためドライ剃りより肌刺激が強めです。

 

【電気シェーバーでの逆剃り】

電気シェーバーの逆剃りでは、部位ごとの毛の流れに逆らうようにゆっくりムダ毛処理をします。できるだけ深剃りをしたい場合は手で肌を伸ばしたり、皮膚が張った状態を作りながら剃るようにして下さい。

カミソリ型の電気シェーバーの剃り方

 

【回転刃式の電気シェーバーの剃り方】

回転刃式は手で肌を伸ばしてムダ毛が立った状態を作り、刃を直角にあてて円を描くように滑らせながらムダ毛処理をしていきます。軽く押し当てながら円を描くと上手に剃れます。

回転式の電気シェーバーの剃り方

このほか、ワキは毛の流れが上下に分かれたり複雑な方向に生えているため、色んな方向から剃った方が素早く処理ができ肌負担も少なく抑えられます。

補足
電気シェーバーを強く押し付けながら使うと、その摩擦で肌荒れが起きる可能性もあるので軽い力加減で剃るようにしましょう。また、電気シェーバーは年齢問わず使用できますが、小さいお子さんの場合は保護者が付き添うようにして下さい。

 

5.電気シェーバー処理後は保湿ケアで肌荒れ予防を

肌刺激が少ない電気シェーバーでも、摩擦で肌のバリア機能が低下し肌荒れが起きることもあるので、処理後には保湿ケアをおすすめします。

保湿ケアでは保湿クリームが最も有効性が高く、肌荒れ予防のほか配合成分によってはニキビや乾燥感を改善する効果も期待できます。ムダ毛処理後の保湿クリームの選び方やケア方法については以下を参考ください。

参考ページ:成分が決め手!ムダ毛処理後の保湿クリームの選び方と厳選6アイテム

 

6.電気シェーバーをより長持ちさせる洗浄・掃除方法

電気シェーバーは刃の切れ味が落ちると肌荒れの原因になるので、使用ごとにムダ毛の洗浄や掃除を行い、湿気がない場所で管理しましょう。

・電気シェーバーの効果的な洗浄方法

電気シェーバーにはヘッド部分だけの水洗いや丸洗いできるタイプがあり、水洗いのあとに弱酸性のボディーソープ(泡タイプ)をつけて、10秒ほど電源を入れると効果的に汚れが落ちます。

 

・電気シェーバーの掃除

電気シェーバーに付属されるブラシでムダ毛を除去して乾拭きを行い、その後に専用オイルをつけてスムーズな剃り心地と切れ味を長く保つというのが一般的な掃除の方法です。

専用オイルはメーカーの純正品である必要はなく、アマゾンや楽天などで取り揃えても良いですが、液状よりスプレータイプの方が刃全体になじみやすく使いやすいです。

 

【電気シェーバーの切れ味を保つ掃除方法】

 

手順① 刃をウェットティッシュで拭く

カミソリ型の電気シェーバーのムダ毛や皮脂を取り除く

除菌または殺菌できるウェットティッシュで拭き取ることで、刃の劣化につながる皮脂を除去して雑菌の増殖を防ぐ効果があります。

 

手順② 乾いた布またはティッシュで乾拭きをする

カミソリ型の電気シェーバーの水分を拭き取る

ウェットティッシュの水分と残ったムダ毛を綺麗に拭き取ります。

 

手順③ 電気シェーバーの専用オイルを刃全体になじませる

カミソリ型の電気シェーバーに専用オイルをつける

専用オイルを刃に適度にたらし、電源をつけて全体になじませます。

回転刃式はオイル不要のタイプもあります。

 

手順①②において手で拭きにくい場合は綿棒で代用するとよいです。

 

【掃除・洗浄後の保管】

お風呂場など湿気が多い場所で電気シェーバーを保管すると刃がサビやすくなるので、付属キャップなどをつけて専用ケースやポーチで保管するとよいです。

補足
上記の洗浄方法で刃は長持ちしますが、電気シェーバーごとの刃の交換目安に従って取り換えるようにして下さい。

 

まとめ

電気シェーバーはムダ毛処理のなかで最も肌トラブルが起きにくく、なかでも『カミソリ型』や『回転刃式』はより肌刺激の少ないタイプとなります。

カミソリ型の電気シェーバーなら逆剃り、回転刃式は円を描くように剃ると効果的で、特にニキビができやすい方や敏感肌、デリケート部位のムダ毛処理なら『ドライ剃り』のほうが肌負担は少なく済みます。

ほか、肌荒れ・ニキビ・乾燥の予防のためにも、電気シェーバー処理後は保湿クリームでケアすることをおすすめします。

電気シェーバーは刃の切れ味で剃りやすさが変わるので、使用ごとにしっかり掃除や洗浄を行うようにして下さい。

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