監 修

上田 弥生医師

日本産婦人科学会 産婦人科専門医
美容皮膚科医
NARD JAPAN認定 アロマ・アドバイザー 上田弥生 医師

コスパ良し!膝の黒ずみを塩でツルスベにする4つの方法を全解説

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塩スクラブで膝の黒ずみケアを試みる女性

いつの間にかできてしまう膝の黒ずみ。あまり意識して見る機会が少ないからこそ、知らず知らずのうちに膝が黒ずみ、気づいた時には、スカートや水着が着れなくなってしまったという方も、多いのではないでしょうか。

実は、膝の黒ずみには、各家庭に必ず置いてある『塩』が効果的なのです。

塩には、黒ずみを落とす働きに加え、保湿・発汗作用やデトックス作用もあり、肌を整えながらキレイにする効果が期待されています。

今回は、塩が黒ずみに効果的な理由と、塩を使った黒ずみの落とし方4つをご紹介いたします。また、少しでも短期間で膝の黒ずみを改善したい場合は以下の記事が参考になりますので合わせて読んで頂けたらと思います。

 

1. 塩が膝の黒ずみを落とす理由

天然塩に含まれる「ミネラル」には、固まった角質を溶かす働き(角質溶解作用)があり、膝の黒ずみを落とすのに効果的です。また、塩独特のザラザラ(角ばった粒子)が角質を削りとり、ツルツルしたハリのある膝にしてくれます。

固くなった角質の多くは、「タンパク質」で構成されており、オイルやホットタオルだけでは、溶かすことが難しく、膝の黒ずみを落とす事には向いていません。

塩は、皮膚の余分なタンパク質(固まった角質)を溶かす働きに加え、肌の引き締め効果やターンオーバーの正常化作用もあり、膝の黒ずみを落とすには効果的とされています。


塩が膝の黒ずみを落とす理由


膝は刺激にとても弱い部分で、歩くや座るといった、日常的な関節の伸縮させも刺激としてとらえ、黒い色素を生成する「メラニン」を作り、角質を固くすることで肌を守ろうとします。これが、「黒ずみ」を引き起こす原因です。

その他にも、「膝立ち」や「正座」「足を組む」「ぴっちりしたズボンを履く」などの摩擦による刺激も、黒ずむ原因であり、ケアをしなければ、どんどん頑固な黒ずみとして残ってしまいます。

そのため、塩を上手く活用し黒ずみを落とし、ケアをすることで、黒ずみのないキレイな膝を手に入れることができます。
その他塩の美容効果をまとめましたので、ご参考ください。

【塩の美容効果】

作用 効果 改善する症状
発汗・保温 ・毛細血管まで血流を良くし、体温を保持する
・血行を促進させ、発汗を促す
・乾燥感
・むくみ
・肩こり
・冷え
・毛穴汚れ改善
保湿 ・浸透力が高く、長時間保湿を行う
デトックス ・皮膚下の余分な水分を吸いだす

■黒ずみを落とすには塩の選び方が重要

効果的に黒ずみを落としたいのであれば、『きめの細かい天然の塩』を使用することが重要となります。

塩には大きく、「ミネラル分を多く含む天然塩」と「ミネラル分が少ない精製塩」の2種類に分けられ、この違いは商品裏に記載されている製造工程によって見分けることができます。

天然塩には、「平釜」「天日」「逆浸透膜」とあり、精製塩には「立釜」「乾燥」「イオン膜」と記載されていますので、ご自宅にある塩が「天然塩」であるかを確認してみて下さい。

また、天然塩でも、「きめの細かい」ものを使用したほうが、肌を傷つける心配が軽減しますので、そちらも確認しておきましょう。

天然塩は、スーパーでも売られており、簡単に手に入れることができます。おススメは「伯方の塩」「赤穂の塩」「沖縄の塩」「死海の塩」です。

塩の種類まとめ

2. 膝の黒ずみの症状や肌質でもっとも適切な方法を選ぶ

塩を使うといっても、直接肌にこすり合わせるのではなく、お湯、泡、オイル、はちみつなどといったものと合わせながら黒ずみを落とします。

それぞれ、肌質や黒ずみの段階によって使い分けることができ、月に2回ほどのスペシャルケアとして、ボディケアの一つである「ソルトスクラブ」をすることで、きれいな膝と足を保つことができます。

どの方法も定期的に行うことで、1カ月では効果を実感する方もいらっしゃいまし、膝以外にも皮膚が強い箇所の『肘』や『くるぶし』などの黒ずみにも効果的で、それらのケアとしても使用することができます。

【塩の4つの活用術と肌質傾向】

方法 使用するもの 肌質
塩×お湯 ・天然塩 ・お湯 ・脂性肌や肌の強い人向け
塩×泡 ・天然塩 ・モコモコの泡 ・全肌質向け
・お風呂場で手軽に行いたい方におススメ
塩×オイル ・天然塩 ・植物性オイル ・全肌質向け
・黒ずみが濃く、広範囲に及ぶ方におススメ
ソルトスクラブ ・天然塩 ・はちみつ ・ヨーグルト ・全肌質向け
・月に2回のスペシャルケア

【注意点として】

・膝は乾燥しやすい部分のため、使用後は必ず「クリーム」や「乳液」などでしっかりと「保湿」を行うことが大切です。
参考:「保湿と美白効果の高いクリーム」は膝の黒ずみの早期解消に役立つ
・塩の細やかな粒が刺激となり、黒ずみを悪化させる可能性がありますので、直接肌に付けることはしないでください。
・ソルトスクラブ以外は週に2~3回がベストです。
・膝に傷や腫れ、かゆみがある場合は使用しないでください。
・敏感肌の方は、塩が肌に沁みる可能性があるので、どんな肌質に使用できるシュガースクラブをお勧めします。
・浴室のタイルや洗面所に塩が残った場合、「カビ」や「垢汚れ」を引き起こす可能性があるので、使用後は、浴室や洗面所をシャワーできれいに洗い流すようにしましょう。
・デリケートゾーンや目の回り、乳首などの皮膚が薄い部分には絶対に使用しないでください。

■超簡単!初心者におすすめの「塩×お湯」

いわゆる「塩水」にして落とす方法で、普段身体を洗う前に使用することで、黒ずみを落とすことができます。

この方法は、アトピー性皮膚炎の治療としても使われ、肌の洗浄・殺菌効果が高く、肌の引き締め効果や血行促進効果もあり、きめ細やかな肌にする働きがあります。

しかし、これは医師の指導のもと行われていますので、敏感肌や乾燥肌の方がいきなりこの方法をすると、肌に塩が沁みて痛みを引き起こす可能性があるので、「脂性肌」や「肌の強い人」向けとなっています。

【手順】
①洗面器にお湯を張り、小さじ1杯の塩を溶かし「塩水」を作ります。
手順1

②できた塩水を少しずつ膝にかけながら、円を描くように優しくなじませます。
手順2

③塩水が全てなくなったら、シャワーで洗い流し、普段の通り身体を洗います。


手順3

 

*ワンポイントアドバイス!
浴室に塩を持ち込むのが嫌だなと感じる方は、あらかじめ高濃度の塩水をペットボトルに作っておき、使用する時に少しだけお湯に混ぜると良いでしょう。
500mlペットボトルに対して塩を大さじ2杯加えると高濃度な塩水を作ることができます。


ワンポイントアドバイス

■誰でも効果を実感しやすい「塩×泡」

モコモコの泡に一つまみの塩を加える方法で、どんな肌質タイプの方でも黒ずみを落とすことができます。

早い方は、1カ月で効果を実感できますが、黒ずみが濃く広範囲に及ぶ方は、3カ月以上かかってしまう可能性がありますので、次の「塩×オイル」の方法をお勧めします。

【手順】
①モコモコの泡を作ります。
塩×泡1

②泡を膝に乗せ、その上から塩を一つまみ振りかけます。


塩×泡2

③泡と混ぜながら、円を描くように優しく洗います。


塩×泡3

④約1分ほど洗ったら、シャワーできれいに流します。


塩×泡4

■頑固な膝の黒ずみには「塩×オイル」

頑固な膝の黒ずみには「塩とオイル(ソルトオイル)」で、固まった角質を根本的に除去することで、黒ずみを落とすことができます。

固くなった角質の約7割はタンパク質でできていますが、残り3割は「脂質」です。その為、ソルトオイルは、角質の成分を両方とも溶かすことができ、頑固な黒ずみを落とすことができるのです。

オイルは、「ココナッツオイル」や「ホホバオイル」「オリーブオイル」といった植物性オイルが良いです。
この時、レモン汁を少しプラスすると、美白効果も期待できますので、お好みで加えてみるのも良いでしょう。

 

【手順】
①塩とオイルを「1:2」の割合で混ぜ、ペースト状の「ソルトオイル」を作ります。


塩×オイル1

②お湯で少し濡らした膝に、ソルトオイルを置き、円を描くように優しくなじませていきます。


塩×オイル2

③約1分ほどなじませたら、シャワーのお湯できれいに洗い流します。


塩×オイル3

 

*ワンポイントアドバイス!
ソルトオイルは、簡易的な「ソフトスクラブ」として使用することができますが、膝の黒ずみ除去以外にも、料理としても使用することができます。


塩×オイル_ワンポイントアドバイス

■月に2回のスペシャルケア「ソルトスクラブ」の作り方

こちらの方法は、黒ずみを落とす以外にも、「黒ずみ予防」や「うるツヤ肌」を作ることができ、膝に黒ずみがあるなしに関わらず、足をキレイにしてくれる作用があります。

塩の他に、肌の保湿力を高める「はちみつ」や肌のターンオーバーを正常化してくれる「ヨーグルト」を使用しますので、肌の美容効果が高く、「傷跡」や「膝のシワ」などの改善も期待できます。

市販のソルトスクラブよりも安価で手に入れることができ、食品を使うことで、肌の負担が少ないのも手作りソルトスクラブの良い点です。

ヨーグルトは甘味料や果汁(果肉)が入っていない「プレーンヨーグルト」を使用し、はちみつは、できるだけブドウ糖などの添加物が少ないものを選びましょう。

どの肌質タイプにも使用でき、月に2回ほどのスペシャルケアとして、自宅で簡単にエステ気分を味わうことができます。

 

【手順】
用意するもの
・天然塩 大さじ1
・はちみつ 大さじ1
・ヨーグルト 150g
・紙コップなどの容器

①材料を全て容器に入れ、よく混ぜて「ソルトスクラブ」を作ります。
ソルトスクラブ1

②少し濡らした膝にソルトスクラブを乗せ、円を描くように優しくマッサージをします。
ソルトスクラブ2

③膝以外にも、足全体にソルトスクラブを伸ばし、足首からから身体の内側に向かってリンパマッサージを行います。
ソルトスクラブ3

④15分~20分マッサージをしたら、ソルトスクラブをきれいに洗い流します。
ソルトスクラブ4

*注意!
手作りソフトスクラブは、作り置きしてしまうと、酸化したりカビが生える可能性がありますので、使用する時に必要な分だけ作るようにしましょう。

 

3. 天然塩がない方や敏感肌の方は「砂糖」でもOK

「家に天然塩がない」「敏感肌で塩が肌に沁みそう…」という方は、塩と同じくミネラルを多く含む『砂糖』でも同じような効果を得ることができます。

砂糖は、塩よりも吸水性に優れている事から、保湿効果がずば抜けて高く、膝をスクラブした後の保湿成分等もよく浸透します。また、塩に比べ刺激が少ないため、敏感肌でも安心して使用することができます。

ただし、砂糖の粒子は丸く、塩ほどの角質除去の作用がない事から、黒ずみをしっかり落とすまでに時間がかかることがあります。

詳しくは、こちら『膝の黒ずみを優しくケア!お手製スクラブの作り方とその効果』をご覧ください。

まとめ

膝の黒ずみは、本人の気づかないところで、徐々に黒ずんでしまう部分です。気づいた時には、黒ずみが進行してなかなか落とすことが難しくなってしまいます。

『塩』に含まれるミネラル分は、そんな黒ずみを効果的に落とすことができ、それに加え保湿作用やデトックス作用もあるため、冷えやむくみ改善にも期待できます。

敏感肌の方には「砂糖」でも同じような効果を得られることができます。

今回ご紹介した方法で膝の黒ずみを落とし、しっかりと保湿を行うことで、ハリと潤いがあるきれいな膝を手に入れましょう。

 

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