監 修

上田 弥生医師

日本産婦人科学会 産婦人科専門医
美容皮膚科医
NARD JAPAN認定 アロマ・アドバイザー 上田弥生 医師

手ごわい膝の黒ずみに最後の手段!皮膚科での施術法を全解説

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膝の黒ずみ改善を提案する医師

「膝の黒ずみは皮膚科でも対応しているの?」「皮膚科では、膝の黒ずみに対してどんな施術方法があるの?」と疑問を抱いている方は多いかと思います。

皮膚科は、セルフケアや市販クリームでは得られない美白効果が期待できる反面、膝の黒ずみがメニュー化されていない事から、ご自身で調べる事が難しいものです。

しかし、膝においても同じ皮膚構造である事に変わりはないので、疾患等の異常がない限りは、黒ずみに対する対処、アドバイスを行ってくれます。

今回は、皮膚科での膝の黒ずみを落とす施術方法についてまとめましたので、ご参考にして頂ければと思います。

1、膝の黒ずみは皮膚科での施術が有利

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膝の黒ずみにおける皮膚科での治療は、医師が個人に合った効果的な施術を行います。

皮膚科では、国が認めた美白成分を、肌に負担がかからない範囲で施術する事ができて、万が一、肌トラブルが起きても医師が迅速に対応します。

美白と言えば「ハイドロキノン」が代表的な成分で、ハイドロキノンクリームは市販よりも皮膚科の方が高濃度を取り扱える為、膝の黒ずみ解消においては大きな違いが出るでしょう。

セルフケアでも「塩」や「重曹」を使った黒ずみの解消法がありますが、頑固な膝の黒ずみの場合、その効果を実感する事は難しいと言えます。

そのため、濃度の高い美白成分が取り扱えること、個人に合った施術方法が行えること、これらの点で、皮膚科の方が膝の黒ずみを早期に解決できるでしょう。

 

2、膝の黒ずみを早期に解消したいなら「美容皮膚科」がおススメ

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皮膚科といっても、ほくろやアトピー性皮膚炎などの皮膚疾患を主に扱う「一般皮膚科」と、シミやシワの治療を専門に行う「美容皮膚科」があります。

膝の黒ずみを改善する為に、オススメなのは、施術のバリエーションが多い『美容皮膚科』です。

一般皮膚科の治療は「ハイドロキノン」や「トラネキサム酸」といった美白成分を、塗り薬や飲み薬として処方する事しかできませんが、美容皮膚科の場合、塗り薬や飲み薬に加え、黒ずみに即効性があるレーザー治療やケミカルピーリングなどの治療も行えます。

そのため、膝の黒ずみ解消には、美容皮膚科が早期解決に役立つと言えます。

以下に、一般・美容皮膚科で行える治療の違いと料金、効果をまとめましたのでご参考にして頂ければと思います。

【一般皮膚科と美容皮膚科の施術内容の違い】

治療内容 一般皮膚科 美容皮膚科 料金 効果
塗り薬 ¥1,600~4,000
(30日分)
薄い場合
・1~3か月
濃い場合
・3か月~数年
内服薬
イオン導入 約¥8,000
(塗る薬剤によって変動)
薄い場合
・~1カ月
濃い場合
・3か月~1年
ケミカルピーリング 約¥6,500
(1回)
薄い場合
・1~2カ月
濃い場合
・3か月~1年
レーザートーニング 約¥15,000~30,000
(1回)
薄い場合
・~1カ月
濃い場合
3ヵ月~1年

 

3、一般・美容皮膚科で行われる施術内容

どの皮膚科でも、医師が膝の状態を確認した上で、適切な処置やアドバイスを行います。

その中で内服薬や塗り薬、イオン導入、ケミカルピーリング、レーザーといった施術があります。

気になる保険適用に関してですが、「皮膚のバリア機能等が失われ、異常が起きている場合」が保険適用となり、アトピー性皮膚炎やニキビ、肝斑などがそれに該当します。

しかし、膝の黒ずみは皮膚の疾患等に含まれませんので、美容目的となり、原則は保険適用外となります。

また、実際の処置においては、施術内容の希望、膝の状態、医師の判断で違ってきます。

これらを踏まえた上で、膝の黒ずみに効果を発揮する薬剤と使用方法、皮膚科での施術の注意点についてご紹介いたします。

■内服薬や塗り薬の処方箋による施術

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一般皮膚科や美容皮膚科で膝の黒ずみを施術する場合、「塗り薬」や「内服薬」を処方されることがあります。

塗り薬では、メラニン色素を薄くするまたは、固まった角質を剥がす働きがある、「ハイドロキノン」「トレチノイン」「トラネキサム酸」「ビタミンC誘導体」「乳酸」「尿素Na」などの成分が使われます。

価格に関しては、5g(約2週間分)で¥2000~4000のものが多く、「乳酸」や「尿素Na」であれば¥500~1500ほどです。

どの成分も、膝の黒ずみを解消させる効果が高いですが、「肌刺激の有無」や「効果の実感度」が変わるため、医師が肌の経過を見ながら、使用する塗り薬を変える場合もあります。

以下に塗り薬の効果をまとめましたので、ご参考にして頂ければと思います。

【一般・美容皮膚科で処方される黒ずみを解消させる塗り薬一覧】

薬剤 効能 肌刺激 効果
ハイドロキノン ・メラニン色素の生成を根本から抑制する。
・レーザー治療よりも黒ずみを消す力が強い
・「トレチノイン」と併用することで、効果が上がる。
・濃度:4~10%
強い

非常に高い


トレチノイン ・角質を剥がしターンオーバーを正常化させる
・メラニン色素を排出させ、皮膚の再生を促進させる
・「ハイドロキノン」と併用することで、効果が上がる。
強い

高い

トラネキサム酸 ・メラニンの生成を抑える
・肌の炎症を抑制し、肌の状態を整える
弱い

高い

ビタミンC誘導体 ・メラニンを除去、または脱色させる
・紫外線のダメージを軽減させる
弱い

高い

尿素Na ・固まった角質を柔らかくする
・保湿性に優れ、肌の乾燥を防ぐ
弱い

普通

乳酸 ・角質を剥がし、肌を殺菌し、きめ細やかな肌にする
・保湿性に優れ、肌の乾燥を防ぐ
微弱

高い

 

内服薬の場合は、「トラネキサム酸」が主成分である、『トランサミン』や『シナール』などが処方されます。

副作用の報告がほぼなく、安全性の高い薬としても有名で、クリームなどの刺激で肌トラブルを起こしてしまう方でも治療を行うことができると言われています。

しかし、これらの塗り薬や内服薬は、本来ならば「アトピー性皮膚炎」や「老人性色素袢」「角化症」などで用いられるのが一般的ですので、処方されるかは医師の判断に委ねられます。

飲み薬・塗り薬の注意点
処方される薬は、どれも「医師(薬剤師)が慎重に取り扱わなければいけない薬剤」です。

以下の事項に気をつけておきましょう。

●トラネキサム酸のように肌刺激が非常に弱い成分でも、塗りすぎると「炎症」や「かゆみ」を引き起こす可能性があります。

手に取る量は、指の第一関節ぐらいが適量とされていますが、医師から指示を仰いでおきましょう。

●塗り薬として処方される美白成分は、とても酸化しやすいので、「黄色」や「茶色」などに変色した場合は使用を中止してください。

●使用後3日~1週間前後は、肌の状態を整えるために「皮膚がボロボロになった」り、「赤みやかゆみ」が起こる場合がありますが、効果が出ていることを表す良い症状です。

その場合、使用頻度を1日に1回または、2日に1回にすることで症状が収まっていきます。

●薬を塗った後は、肌が非常に敏感になっているため、塗った後に紫外線に当たると、「水ぶくれ」や「炎症」を起こします。必ず、日焼け止めを塗るようにしましょう。

■美白成分を効率的に作用させる「イオン導入」や「ケミカルピーリング」

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美容皮膚科では、美白成分が膝に浸透しやすい『イオン導入』、肌のターンオーバーを正常化させる『ケミカルピーリング』を使用する事で、黒ずみの早期解消が期待できます。

イオン導入は、微弱な電磁波を出し美白成分を皮膚に効果的に浸透させる機械となり、家庭用美顔器としても販売されていますが、医療用の方が出力パワーが大きく、効果も高いです。

イオン導入では、「トラネキサム酸」や「ビタミンC誘導体」といった美白成分がよく使用されます。

ケミカルピーリングとは、肌刺激の少ない「乳酸(ラクト)」などの薬剤を塗り、角質を柔らかくして剥がすことで、肌のターンオーバーを促す方法です。

その他にも「グリコール酸」や「サリチル酸」などの薬剤を使用することもあります。

多くの美容皮膚科では、「ケミカルピーリング」と「イオン導入」を併用して行うことが多く、膝の黒ずみが薄い場合、1~3か月では効果が表れます。

施術方法 イオン導入・ケミカルピーリングの注意点
イオン導入 ・例え微弱な電磁波とはいえ、電気を流しますので、妊娠中の方やペースメーカーなどの機械が体内にある方は、必ず医師に相談をしてください。
ケミカルピーリング ●効果を妨げる可能性があるため、施術前日の「剃刀での毛の自己処理」や「スクラブ」は避けてください。
●レーザー治療を行っている場合、肌刺激が強すぎて肌トラブルを起こす可能性があるため、使用できないことがあります。
●施術直後に、肌刺激が強い「ハイドロキノン」や「トレチノイン」が含まれるクリームを使用すると、肌トラブルを起こす可能性があるため、避けるようにしてください。
●施術後、皮膚が赤くなったリ、カサカサすることがありますが、2~3日で収まります。いつも以上に保湿を行ってください。もし、数日続くようでしたら、医師にご相談ください。

 

■短期間で膝の黒ずみを治したいなら「レーザートーニング」

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美容皮膚科でのレーザー治療は「レーザートーニング」と呼ばれ、皮膚の深いところにあるメラニン色素に直接照射し、メラニンを破壊していくことで黒ずみが解消します。

黒ずみを落とす治療の中では、最も効果の実感が早く、黒ずみが薄い場合は、3~5回の照射で解消すると言われています。

施術は2週間~1カ月に1回が目安となっており、痛みは「温かみを感じる程度」とされています。

必要なら患部を冷却しながら施術を行うため、肌負担が少なく、敏感肌の方でも施術が可能です。

レーザートーニングの注意点
●施術後すぐは、「皮膚が赤くなったり」「かゆみ」を伴う場合がありますが、1~2時間くらいで収まります。
●施術後の肌は、とても刺激に弱くなっているため、刺激を与えないようにし、日焼け止めを塗り紫外線を避けるようにしましょう。

4、施術後も膝のケアや習慣に気を配る

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一般皮膚科や美容皮膚科で施術を行い、膝の黒ずみが解消したとしても、その後のケアを怠ると再び黒ずみができてしまいます。

膝に黒ずみができてしまうのは、日常的な「摩擦」や「圧迫」などの外部からの刺激が原因です。

施術後に「膝立ち」や「正座」などの習慣があったり、保湿を怠ってしまうと、再び膝は黒ずんでしまいます。

常日頃から保湿を行い、膝に刺激を与えてしまう習慣を見直しましょう。

膝に刺激を与える習慣については『頑固な膝・肘の黒ずみ完全攻略法!正しいケアで夏に自信』をご参考下さい。

5、皮膚科へ事前に確認しておきたい事項

美容皮膚科では膝に特化されたメニューはなく、「顔を基本としたメニュー」が多いため、医師の判断によって価格が決められる場合があります。

その為、WEBサイトや情報誌から、膝の黒ずみの施術ができるか分からないので、事前の問い合わせで以下の5つを確認していると、より良い皮膚科選びができるかと思います。

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皮膚科によっては、取り扱っていない薬剤もありますし、「イオン導入」や「レーザートーニング」の機械がない場合もあります。

これらの事から、理想とする施術が決まっている場合は、事前確認は出来る限り行っておきましょう。

6、皮膚科での施術まとめ

一般皮膚科と美容皮膚科での施術内容の違い、肌刺激の程度、効果や価格について、一覧表でまとめさせて頂きました。

一般皮膚科では、塗り薬か内服薬がほとんどですが、美容皮膚科ではイオン導入、ケミカルピーリング、レーザートーニング等、膝の黒ずみの早期解消に役立つ施術も用意されています。

また、どの皮膚科も皮膚の疾患等がない限り、原則は保険適用外となるので、価格面で大きく変わらないとなれば、施術方法の多い美容皮膚科がお勧めとなります。

膝の黒ずみは、皮膚科ではあまりメニュー化されていないものですが、意外と施術の対応をしてくれるものです。

この記事がその参考になれればと思います。

【皮膚科での膝の黒ずみ施術内容】

施術内容 一般皮膚科 美容皮膚科 肌刺激 効果 価格
塗り薬 薬剤によって変化 5g ¥1600~4000
(濃度4~10%)
内服薬 ¥1600~4000
(30日分)
イオン導入 ¥5000~8000
(1回)
ケミカルピーリング ¥5000~7000
(1回)
レーザートーニング ¥15000~30000
(1回)

 

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