監 修

上田 弥生医師

日本産婦人科学会 産婦人科専門医
美容皮膚科医
NARD JAPAN認定 アロマ・アドバイザー 上田弥生 医師

お尻の黒ずみにバイバイ!皮膚科で最短かつ費用を抑えて桃尻をゲットするコツ

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お尻の黒ずみを皮膚科で治療

「お尻の黒ずみやニキビを治すために皮膚科って行っていいの?」「皮膚科に行けば夏までにお尻キレイになる?」と疑問や不安を持っている方は多いのではないでしょうか。

露出が増えてくる夏に向けお尻のケアをしている方は多いと思いますが、なかなか治らずこのままじゃ間に合わない!という方は、美容皮膚科で本格的に治してもらうのも良いと思います。

お尻の黒ずみやニキビで行くのは恥ずかしいよ…と思うかもしれませんが、最近ではキレイなお尻を手に入れるために美容皮膚科を行く方は多くいらっしゃいます。

今回は、美容皮膚科での施術内容から治るまでの期間や費用、失敗しない美容皮膚科の選び方までまとめましたので、ご参考にして頂ければと思います。

1、お尻の黒ずみが重度の方・早く治したい方は美容皮膚科が有効

皮膚科には、アトピー性皮膚炎やいぼなどの皮膚疾患の治療を主に行う「一般皮膚科」と、シミ除去や脱毛などの美容面での施術を得意とする「美容皮膚科」の2種類あり、お尻の黒ずみに有効なものは美容皮膚科です。

お尻の黒ずみは、「長時間の座りっぱなしによる圧迫」や「衣類との擦れ」「生理や汗などによる蒸れ」などの外部刺激から肌を守るためにできます。

つまり、黒ずみは皮膚疾患ではなく自然現象(自己防衛本能)によってできるため、皮膚疾患の治療がメインの一般皮膚科よりも、「アンチエイジング」や「肌をキレイにすること」がメインの美容皮膚科(クリニック)の方が、お尻の黒ずみを治すには向いています。

また、美容皮膚科で使用する薬剤や機器は、医療用で効果がとても高いものを使用しているため、セルフケアではどうすることもできなかったお尻の黒ずみでも、早く・確実に治すことが可能です。

美容皮膚科によっては、お尻の黒ずみに特化したコースを提示していたり、メニューにヒップの項目があるところも増えてますので、実績も多く高い効果も期待できます。

その他にも、一般皮膚科では保険が適用できる塗り薬での治療が主ですが、美容皮膚科では塗り薬よりも効果の高い「ケミカルピーリング」や「レーザー治療」「イオン導入」などで黒ずみを確実に治すことが可能です。

そのため、お尻の黒ずみを早く・確実に治したいのであれば、「美容皮膚科(クリニック)での施術」を検討することをおススメします。

【一般皮膚科と美容皮膚科の施術の違い】

一般皮膚科 美容皮膚科
目的 皮膚疾患の治療がメイン
例:アトピー性皮膚炎・いぼ・にきびなど
アンチエイジング・肌をキレイにする治療がメイン
例:黒ずみ・ニキビ(やけど)跡・脱毛など
施術内容 ・塗り薬
⇒尿素、ディファインなど・レーザー治療(いぼ取り用)
・塗り薬
⇒ハイドロキノン・トレチノインなど・ケミカルピーリング・イオン(超音波)導入・レーザー治療(黒ずみ用)
その他 保険適用 原則保険は適用されない

お尻の黒ずみに特化したコースもある

 

2、美容皮膚科はお尻の黒ずみタイプで選ぶと効果的

お尻の黒ずみには、「ニキビを伴う黒ずみ」「ざらつきが気になる黒ずみ」「肌トラブルのない黒ずみ」の3つのタイプに分けることができ、それぞれ効果的なお薬や使用する機器が違います。

そのため、自分のお尻の黒ずみがどのタイプなのか知った上で、最も適切な施術を行ってくれる美容皮膚科を選ぶと早く・確実に治すことができます。

美容皮膚科では主に以下4つの施術が行われ、下に行くにつれ効果も費用も高くなっていきます。

 

①塗り薬
⇒お尻の黒ずみタイプ別に医師が最も適切な塗り薬を処方する施術

②イオン(超音波)導入
⇒微弱な電流を流して塗り薬を肌の奥にまで浸透させる施術

③ケミカルピーリング
⇒古い角質を酸(薬品)の力で除去する施術

④レーザー治療
⇒レーザーの力でメラニン色素を破壊したり、肌の代謝をあげる施術

 

イオン導入とケミカルピーリングは、どの黒ずみタイプにも有効に使用することができます。

塗り薬とレーザー治療は、お尻の黒ずみタイプによって使用するお薬と機器が違いますので、自分のタイプに合ったお薬・機器を導入している美容皮膚科を選ぶと良いです。

以下に、黒ずみタイプ別のお薬と機器をまとめましたので、美容皮膚科を選ぶ時の参考にして頂ければと思います。

【お尻の黒ずみタイプ別美容皮膚科での施術内容】

黒ずみタイプ 特徴 塗り薬 レーザー治療
ざらつき

肉割れ

・ザラッとした肌ざわり

・肌に亀裂のような線ができている

・ニキビとは違うぶつぶつが広範囲にできている

角質融解作用のある成分

トレチノイン

サリチル酸

乳酸 

レーザーピーリング

・YAGレーザー

・フラクセルレーザー

ニキビ

肌荒れ

・ニキビができて炎症がある

・単一的なぶつぶつがある

・座るとニキビが痛い

抗菌・抗炎症作用のある成分

アダバレン

グリチルリチン酸2K

クロモライト

(アクネライト)

ただの黒ずみ ・上記二つのような症状はない

・大きいシミのような黒ずみが広範囲にたくさんある

美白効果のある成分

ハイドロキノン

トラネキサム酸

ビタミンC誘導体

レーザーホワイトニング

・Qスイッチルビーレーザー

・アレキサンドライトレーザー

塗り薬は、効果が高い順に並んでます。
※レーザーはどの機器を使用しても効果や費用に違いはありません。

 

■最短で治したい方は「レーザー」費用を抑えたい方は「ケミカルピーリング」がおススメ

殆どの美容皮膚科では、黒ずみを治す力が強い「レーザー治療」か「ケミカルピーリング」のどちらかを行った後に、黒ずみタイプに合った塗り薬を処方されることが多いです。
※レーザーとピーリング両方を受けることも可能です。

どちらも黒ずみを治すには効果的ですが、もしどちらにするか迷ったら、最短で治したい場合は「レーザー治療」、早くなくてもいいから費用を抑えたい!という方は「ケミカルピーリング」をお勧めします。

美容皮膚科では、効率的にお尻の黒ずみを治すために、先ほどの4つの施術を組み合わせて個人に合った治療法を決めていきます。もちろん、塗り薬のみといった単一の治療でも治すことは可能です。

しかし、美容皮膚科での施術は、原則保険が利かないため高額なことが多く、効果が高い施術ほど費用は高めです。施術を組み合わせることでより費用も掛かります。

また、1回で治るわけではなく最低でも5~8回は施術を繰り返した方が良いと言われているため、その分費用も高くなっていきます。

そのため、最短で治すことはできるが費用が高額な「レーザー治療」は早く治したい方に向いており、レーザーよりは財布に優しく効果も十分な「ケミカルピーリング」は費用を抑えたい方に向いています。

お尻のレーザー治療の内容や種類・注意点は以下のページでまとめておりますので、ご参考にして頂ければと思います。

 

以下に、それぞれの費用相場と施術回数、治るまでにかかるおおよその期間をまとめましたのでご参考にして頂ければと思います。

【お尻の黒ずみを治すまでにかかる費用・期間・回数】

治す方法 費用相場(総額) 施術回数 治るまでの期間
レーザー治療 6万~10万 1回~5回 2~6か月
ケミカルピーリング 5万~7万 5~10回 3~6か月
イオン導入 8千~3万 10~20回 6カ月~1年
塗り薬 1万~5万 毎日2回 5カ月~1年以上
セルフケア 6千~1万 毎日2回 最低1年以上

※費用と期間はあくまで参考程度です。
※塗り薬とケミカルピーリングに関しては、使用するお薬によって費用が大きく変わります。
※イオン導入は基本的にセットで行うことが多いです。

上記の表の価格は単体での値段ですので、もし施術を組み合わせた場合の総額は、以下のような感じになります。


【美容皮膚科でお尻の黒ずみを治す時の料金シミュレーション】

施術内容
ケミカルピーリング(7回)+塗り薬(ハイドロキノン)

施術期間
・ケミカルピーリング月に1回を7カ月
・ハイドロキノンをお尻に塗り込む 2カ月継続2週間休みを3回(6カ月分)

おおよその費用

施術内容 価格(総額) 備考
ケミカルピーリング ¥70,000  7回分
ハイドロキノン
※最も高いお薬です。
¥48,000  6カ月分
初診料 ¥2,500
再診料 ¥6,000 6回分
合計 ¥126,500

 


あくまで、目安の値段ですのでご注意ください。最高額で料金シミュレーションをしてます。

 

■お尻を触られたくない・低コストで治したい方は「塗り薬」のみの治療がおススメ

「医師とは言えお尻を人に触られたくない」「低コストで治したい!」という方は、治るまでに時間はかかりますが、塗り薬のみの施術をお勧めします。

塗り薬のみでの施術は、お尻やOラインを触られる心配はありませんし、費用も「最高でも5万円前後」で抑えることができます。

美容皮膚科で処方される塗り薬は、市販で販売されているお尻の黒ずみ用クリームよりも、高濃度で純度も良い医療用の「美白成分」または「抗炎症成分」が含まれています。

美白成分とは、黒ずみの原因である「メラニン色素の生成を抑制することができる成分」のことを言い、「トラネキサム酸」や「ハイドロキノン」「ビタミンC誘導体」が主に使用されます。

抗炎症成分とは、お尻ニキビの原因である「アクネ菌を抑制することができる成分」のことを言い、「アダバレン」や「グリチルリチン酸2K」という成分が有効です。お薬の名前は「ディファイン」「ダラシンTゲル」「ベピオゲル」が該当します。

市販品に入っている美白成分や抗炎症成分は、「肌トラブルが起きない程度の濃度で配合すること(大体3~10%未満)」と定められています。低濃度のため、その分効果が若干落ちます。

美容皮膚科の美白成分や抗炎症成分は、確実に黒ずみやニキビを治すために高濃度(10%以上)の使用が認められています。

そのため、セルフケアよりは高い効果が期待でき、塗り薬によっては保険適用もありますので、費用を抑えたいという方にはお勧めの治療法です。

また、塗り薬は毎日2回自身でお尻に薬を塗り込むため、レーザーやケミカルピーリングのように他の人にお尻を触られることはありません。
※経過を見るためにお尻を見せる必要はあります。

しかし、高濃度の塗り薬は「副作用」が高い傾向にあります。使用中「かゆみ」「赤み」「痛み」などが伴うことが殆どですのでご注意ください。

最も効果の高い塗り薬であるハイドロキノンの詳細・効果・注意点は以下のページにまとめていますのでご参考ください。

【塗り薬のみの費用と使用するお薬】

薬剤 効果 肌刺激 保険適用
美白成分 ハイドロキノン 強い
トラネキサム酸 弱い
ビタミンC誘導体 少しある
抗炎症成分 ニキビ治療薬

ディファイン
ダラシンTゲル
べピオゲル

弱い

※効果が高い順です。

 

3、【施術の注意点】妊娠中・持病を持っている方は施術ができない

美容皮膚科では、肌トラブルが起きやすく体調を崩しやすい傾向にある「妊娠・授乳中の方」「薬を常飲している方」「病気を患っている方」は施術をお断りすることがあります。

お尻に限らずですが、黒ずみを治す施術には「痛み」や「施術後の肌の炎症・体調不良」が少なからずあります。
※これは施術ミスではなく、施術後によくある副作用です。

特に、レーザー治療やイオン導入といった機器を使用する施術は、「ピリピリとした痛み」や「バチッとした痛み」が伴い、施術後に日焼け後のように「肌が腫れたり炎症を起こす」ことがあります。

妊娠・授乳中の方や持病のある方というのは、普段よりも免疫力が低下しているため、痛みに敏感になったり、施術後の肌トラブルを起こしやすい傾向にあります。

また、何らかの原因で持病が発症したり、母子に影響がかかる可能性も否定できませんので、主治医から許可が出たとしても施術をお断りされる可能性が高いです。

その他にも、生理中の方も免疫力が低下し痛みに敏感になっているため、施術を受けることはできません。

妊娠初期や卒乳、生理が終わった後、飲んでるお薬の種類、持病の種類によっては、施術を受けることは可能ですが、他の方よりもリスクが高い傾向にありますのでご注意ください。

 

4、美容皮膚科は症例数が多く実績が高い大手がおススメ

「施術は受けたいけど、どこがいいところなのか分からない」「施術を受けれるところを見つけたけどちょっと手が出しずらい値段…」と美容皮膚科選びで悩んでいる方は、『湘南美容外科』や『品川スキンクリニック』などの大手の美容皮膚科へ行くことをおススメします。

大手の美容皮膚科は、店舗数も多く知名度も高いため、様々なタイプの患者さんが来られます。

患者さんが多い分症例数も多く実績も増えるため、効果の高い医療機器が導入されていることが多く、お尻の黒ずみを治すのにベストな方法を確立していることが殆どです。

また、美尻コースといった複数の施術がセットで行える贅沢なコースもあり、個々で施術を受けるよりも費用も安く抑えることができます。

その他にも、初診料・再診料・アフターケア代・カウンセリング費用などがコースに含まれていたり、コースがなくても治療費に含まれていることが多いです。

そのため、「できるだけ安く施術をしたい」「どこにすればいいのか分からない」とお尻の黒ずみを治す時の美容皮膚科選びに困った時は、まずは大手の美容皮膚科のHPを見てみるのも良いと思います。

 

5、お尻の黒ずみを繰り返さないために「日頃のケア」も大切

いくら美容皮膚科でキレイなお尻を手に入れても、日頃からお尻の黒ずみを生んでしまう習慣が続いていると、再び黒ずみができてしまいます。

そのため、施術中はもちろんのこと、常日頃から「お尻への刺激を避ける」「毎日2回の保湿」「月1~2回の角質ケア」の3つのケアと対策をすることが大切です。

特に施術後1週間は、普段よりも肌が敏感で弱いため、刺激をダイレクトに受けやすく逆に黒ずみを濃くしてしまう可能性もあります。

美容皮膚科で施術を受けてなくても美尻を手に入れ、維持するには大切なことですので、ぜひ実践して頂ければと思います。

 

①「クッション」や「座り方」でお尻の刺激を緩和し黒ずみを予防

お尻の黒ずみは、「長時間の座りっぱなしによる蒸れ・乾燥・圧迫」などの外部刺激が主な原因です。

そのため、刺激を緩和するために「クッションを活用」したり、「座り方」や「数時間置きに立つようにする」を心掛けるとお尻への刺激を緩和することができます。

人は座っている時に、無意識にお尻のくぼみ部分や太股との境目部分に体重を乗せる傾向にあるため、その部分に集中して刺激を与えてしまい黒ずみが出来やすくなります。

そのため、その部分にクッションを敷くことで刺激を緩和したり、体重が一か所に集中しないために、姿勢を正すことで刺激をさけることができ、黒ずみ知らずのお尻を手に入れることができます。

 

 

②「毎日2回の保湿」と「月2回の角質ケア」で美尻をキープ

お尻に限らず、黒ずみを治したりできにくくするには、「メラニン色素の排出」と「メラニン色素の抑制」が常に起きていることが大切です。

黒ずみというのは、角質層にメラニン色素が溜まり、肌の奥にメラニン色素が定着してしまったことでできます。

黒ずみを作らないようにするには、まず角質が溜まらないようにする(メラニン色素の排出)が行われなければいけず、その効果的な方法が「ピーリングやスクラブといった角質ケア」です。

肌刺激が若干あるため「月に2回」ほど行うと効果的で、定期的にメラニン色素を排出することができます。

美容皮膚科での施術中は、刺激が強すぎるためしてはいけませんが、治療が完了して肌が整ってきた1か月後程を目安にしていくと良いです。

しかし、角質ケアだけでは美尻はキープできません。そこからメラニン色素の抑制をする必要があります。

メラニン色素の抑制には、「美白成分を含む保湿クリームでのケア」が効果的です。毎日肌が乾燥しやすい朝と入浴後の2回、お尻に塗り込むようにすると、黒ずみができないキレイなお尻に導きます。

お尻のセルフケア方法や注意点、美白クリーム・スクラブの選び方については、以下のページで詳しくご紹介していますので、ご参考ください。

6、まとめ

露出が増えてくると気になるお尻の黒ずみやにきび。セルフケアではどうしても治らない、早く治したいという方は、美容皮膚科で本格的に治してもらうと良いと思います。

美容皮膚科では、「塗り薬」「イオン導入」「ケミカルピーリング」「レーザー治療」など様々な施術を組み合わせることで、効率的にお尻をキレイにしていきます。

しかし、美容皮膚科での施術は保険が利かないため非常に高い費用が掛かります。その時は、自身のお財布と相談をしながら、どの施術が最も良いのか?を探していくと良いでしょう。

もし、美容皮膚科選びで迷ったら、症例数が多く値段も比較的安く、お尻の黒ずみを治す方法が確立している「大手の美容皮膚科」のHPをチェックすることをおススメします。

ただし、いくら美容皮膚科でキレイなお尻を手に入れても、普段からお尻に黒ずみを生む習慣があると黒ずみは何度でも再発しますので、「クッションや座り方でお尻への刺激を避ける」「毎日2回の保湿ケア」「月1~2回の角質ケア」をすることが大切です。

今回の記事で、皮膚科でお尻の黒ずみを治す方法や費用が分かったと思って頂けると幸いです。

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