監 修

上田 弥生医師

日本産婦人科学会 産婦人科専門医
美容皮膚科医
NARD JAPAN認定 アロマ・アドバイザー 上田弥生 医師

脱毛で性病にかかるリスクはほぼ0!その理由とリスクを0にする3つの対策

この記事のタイトルとURLをコピーする
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
脱毛で性病にかかるリスクについて医師の説明を受ける若い女性

「脱毛は性病をうつされるリスクがある」「脱毛をしてから性病にかかった!」という口コミで脱毛に踏み込めない方は多いのではないでしょうか。

エステやクリニックで行われる光・レーザー脱毛は、もともと性病を含む感染症を患っている方は施術ができないため、「脱毛で性病をうつされる」可能性は極めて低いです。

今回は、脱毛で性病にかかるリスクの低さとリスクをなくす対策法をご紹介いたします。

1、脱毛で性病にかかるリスクは極めて低い

脱毛の施術を受けることで性病にかかるという口コミを見ますが、「感染症の方は施術不可」「毎回の消毒・殺菌」の2つの観点から、そのリスクは極めて低いです。

まず、ほとんどのクリニックやサロンでは、性病に関わらず感染症の疑いがある方は施術が受けられません。スタッフがIラインの状態や肌の炎症具合を目視で判断して施術を避けます。

他の方に感染するのを防ぐというのが一番の目的ですが、以下の3つの理由からも施術を受けることができません。

 

①免疫力が低下し、施術後に「ぶつぶつ」や「炎症」などの症状が出やすい。
②炎症を起こしているなどで脱毛に向いていない肌状態だから(とびひやヘルペスなど)
⇒肌の炎症・乾燥・かぶれがある肌は、やけどのリスク高いため脱毛をすることができない
③脱毛よりも感染症の治療を優先するべきだから

 

この時点で脱毛をして性病にかかるリスクはほとんど防ぐことができます。

もし、感染していると分からず施術を受けてしまった方がいたとしても、脱毛に使用した道具(脱毛器・シーツ・ベッド台など)は、一度使用したら「消毒・殺菌」が義務付けられています。

また、性病のウイルスは粘膜や皮膚を直接触ったことで感染することが殆どです。脱毛のように、「毎回殺菌・消毒をしている」「感染者の粘膜・皮膚に直接当たるわけではない」状態の感染率は0.01%にも満ちません。

そのため、脱毛で性病にかかるリスクはとても低いと言えます。

しかし、スタッフの「消毒・殺菌が不十分で前の人の粘膜が脱毛機器に残っていた場合」は、性病などの感染症にかかる可能性は否定できません。

 

2、脱毛で性病のリスクをゼロにする2つの対策と最終手段

脱毛サロンやクリニックで性病に感染するリスクは極めて低いですが、どうしても感染症のリスクが気になるのであれば、「衛生状態の確認」「マイ電気シェーバーの持参」の2つの対策でリスクをゼロにすることができます。

 

対策1:サロンやクリニックの衛生状態の確認

性病感染のリスクが気になり、サロンやクリニックでの施術を躊躇しているならばまず衛生状態の確認から始めましょう。

毎回の殺菌・消毒はもちろんのこと、熱でウイルスを殺菌する「赤外線殺菌」もしているサロンやクリニックは、感染症のリクスはほぼゼロと言えます。

大手クリニック・サロンであれば、毎回徹底した殺菌・消毒をしていますので、そこで施術を受けるのも良いです。

VIO脱毛のメリット・デメリット、良いサロン・クリニックの選び方についてはコチラで詳しくご紹介していますのでご参考ください。
参考:VIO脱毛前に見て!失敗しないクリニック・サロン選びとケアを大公開

電話やカウンセリングで事前に衛生状態を確認をしたとしてもまだ不安があるという方は、毎回、施術前に消毒・殺菌をしているかを確認することも一つの手と言えます。

 

対策2:電気シェーバーは自分のものを使う

サロンやクリニックで電気シェーバーを貸し出しているとしても、自分のものを使うとなお安心することができます。

脱毛をする時は、事前に脱毛箇所のムダ毛を剃らなければいけません。殆どの場合、自宅で自己処理をして頂きますが、施術時に剃り残しがあるとその場で、スタッフが剃ることになります。
※剃り残しのシェービングは、サロン・クリニックによって無料・有料が分かれます。

その時に、サロンやクリニックが貸し出してる「電気シェーバー」ではなく、「自分の電気シェーバー」を使うようにすると感染のリスクを避けることができます。

もちろん、貸し出している電気シェーバーも殺菌・消毒はされていますが、感染症のリスクを少しでも抑えたいのであれば「毎回電気シェーバーを持参する」ことをおススメします。

 

最終手段:家庭用脱毛器を使用する

最終手段にはなりますが、「ケノン」や「エピナード」などの家庭用脱毛器に乗り換えるのも一つの手です。

他の誰かと間接的に触れることがないため、性病に感染するリスクを完全に避けることができます。

ただし、家庭用脱毛器はとても弱い光で、ムダ毛の根っこ(毛根)を弱らせることしかできないため、脱毛効果は「抑毛・減毛」に留まります。

薄くなったなと思うまでに「3年以上」、また「再びムダ毛が生えるリスク」もありますのでご注意ください。

家庭用脱毛器の効果・特徴・種類・注意点についてはいかに詳しくご紹介していますので、ご参考ください。
参考:誰にも知られず空いた時間にできるセルフの脱毛方法

 

3、万が一脱毛をしてから性病にかかったとしても返金は厳しい…

もし、脱毛をしてから性病にかかったとしても、「サロンやクリニックが感染経路であるという確たる証拠」がない限り、返金・慰謝料・治療費の請求は難しいです。

「半年以上性行為をしていないのに性病になった!」ということが合っても、性行為以外でも感染するリスクのある性病もあるため、裁判をし「環境衛生監視員の立ち入り検査」を行わない限り、クリニックやサロンから返金などは厳しいと言えます。

性行為以外で感染するリスクのある性病は、主に「カンジダ(性器・皮膚含む)」「膣トリコモナス」「毛じらみ」の3つです。皮膚感染症であれば水虫の原因となる「白癬菌(ハクセンキン)」や「伝染性膿痂疹(とびひ)」があります。

これらの感染症は、「皮膚同士の直接感染」「下着やトイレの便器などの間接感染」「免疫力の低下」のいずれかで感染、または発症するため、脱毛の施術後にこれらの感染症が発覚したとしても、証拠不十分のため返金はほぼ無理と言えます。

特に、カンジダは誰もが持っている常在菌で、免疫力の低下によってかゆみなどの症状が出るため、脱毛が原因とは言えません。

しかし、皮膚や粘膜などの直接感染が主な性病「梅毒」「クラミジア」「淋病」「ヘルペス」「尖圭(センケイ)コンジローマ」に脱毛の施術後感染したのであれば、サロンやクリニックが感染経路であると疑っても良いでしょう。
※上記の感染者と一切関わってないという証明と診断書が必要になります。

ただし、裁判や立ち入り検査などの様々な手続きなどは避けられないためご注意ください。

性病の感染経路・症状については以下の外部ページをご参考ください。
外部参考ページ:性の健康医学財団 性病について

 

4、脱毛で毛じらみやカンジダなどの性病を予防することもできる

陰毛があるとどうしても水分がこもってしまい、不衛生な状態となりがちです。脱毛をしている状態としていない状態よりも衛生的なため、一部の性病の予防をすることができます。

例えば、毛じらみは陰毛に虫(しらみ)が生息することが原因となるため、陰毛がなくなれば感染するリスクが著しく低下します。

また、不衛生な状態が原因となるカンジダも、脱毛をすることで生理などの蒸れが軽減されるためある程度予防することができます。

 

5、まとめ

脱毛で性病に感染するリスクがあるという口コミもありますが、「性病に限らず感染者は脱毛の施術ができない」「毎回の殺菌・消毒が義務付けられている」の2つの理由から感染する可能性はほぼゼロに近いです。

もし、性病のリスクが怖いのであれば、「クリニックやサロンで衛生状態を毎回確認する」と「マイ電気シェーバーを持参する」の二つの対策を行うと良いです。それでも不安な方は、最終手段として「家庭用脱毛器」に乗り換えるのも一つの手です。

また、万が一脱毛の施術後に性病の感染が発覚したとしても、「サロンやクリニックが感染経路である確たる証拠」がない限り返金などは難しいでしょう。

今回の記事で、脱毛で性病などのリスクが低いことが分かり、脱毛への不安が解消したと思って頂ければ幸いです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSで最新情報をチェック

関連ワード

Twitter・RSSでも購読できます