監 修

上田 弥生医師

日本産婦人科学会 産婦人科専門医
美容皮膚科医
NARD JAPAN認定 アロマ・アドバイザー 上田弥生 医師

これで完結!美容皮膚科の美白治療で頑固なシミを撃退する全知識

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美容皮膚科で美白治療を勧める看護士

「この頬のシミどうにかしたい。」と思いながらも、高い化粧品やサプリメントを買い続ける余裕もないし、市販の美白ケア用品を使用しても、いつになったらこのシミは消えるのやら・・・・と、鏡を見ながら嘆いていませんか?

そんな日々はもう終わりです。シミを確実に消したいのなら、美容皮膚科での治療が最も早く効果的です。大きさや濃さにもよりますが、効果の高いレーザー治療では1~7回で確実な効果を得られます。

今回は、美容皮膚科でのシミやくすみの治療方法や費用の相場、短期間で完治させるための効果の高い治療方法の選び方をまとめました。

美白治療により色ムラのない美肌になることで、毎日鏡や写真を見るたびにストレスになっていたシミやくすみのケアやメイク時間から解放され、ステキな笑顔で毎日を過ごす参考になればと思います。

1.美容皮膚科は美白を目的とするなら最適な専門病院

美白 美容皮膚科

美容皮膚科とは、皮膚科や美容外科とは違い、シミやくすみを改善し美肌へと導く「美容を目的とした皮膚科の専門病院」です。また、エステやサロンは医療機関ではなくリラクゼーションを目的としている為、病院と比べて美白に対する効果は弱いです。

皮膚科 美容皮膚科 美容外科
ニキビやアトピー、皮膚病などの皮膚疾患を治療するところ。 シミ、くすみ、たるみなどを美容を目的として改善する。メスではなくレーザーなどを使い治療する。 目を大きくしたり、鼻を高くするなど、身体の構造・形を整え外見的なコンプレックスの解決をする。
保険診療 自由診療 自由診療

美容皮膚科での美白治療はすべて保険のきかない自由診療で、クリニックによって使用する機器や成分、濃度に違いがあるので料金にばらつきがあり、目次2で紹介する治療料金のほかに診察料1,000~3,000円程度も必要です。シミの種類や大きさ、濃さによって効果が出るまでの回数が変わります。

・美容皮膚科で美白目的の治療ができる症状一覧

美容皮膚科で美白目的の治療ができる症状はシミやくすみで、紫外線やニキビ跡、女性ホルモンの乱れが原因でできるシミや、遺伝的なそばかす、乾燥や血行不良が原因のくすみなどがあります。

【シミや肌色の種類とその原因】

種類 原因
老人性色素斑 加齢や紫外線の影響によってできるシミで、紫外線の当たりやすい頬骨やこめかみなどにできることが多い。
炎症性色素沈着 ニキビや虫刺され、ムダ毛処理の傷跡などによってできるシミで、顔全体にできることが多い。
そばかす 遺伝性が強く生まれつきあらわれるシミで、直径3~5ミリの小さな茶色い斑点が頬や鼻周りに多い。
肝斑 女性ホルモンの乱れでできるシミで妊娠中やピル服用時に多く、頬や口周りなど左右対称にできることが多い。
くすみ 乾燥や血行不良、ターンオーバーの乱れで古い角質が溜まり肌が黒ずんでいる状態で、透明感やツヤがなく肌に色ムラがある。
赤ら顔 ニキビや肌荒れなどの炎症で肌が赤くまだらになる状態で、主に頬やおでこにみられる。

その他、皮膚が薄かったり、緊張して顔が赤くなる場合もりますが、この場合は美白治療では効果がありません。

2.美容皮膚科での美白治療の種類と費用の相場

美容皮膚科で受けることができる美白目的の治療は、内服薬やフラッシュライト療法、レーザー治療などがあり、それぞれシミやくすみの症状に適切な治療方法を選ぶことが大切です。


・内服薬
ビタミンCやトラネキサム酸、L-システインなどの美白効果のある内服薬での治療法です。1日1~3錠を1~3回、1~3か月を目安に症状の経過を見ながら服用します。即効性がないため、シミ予防や他のシミ治療と併用する場合が多い治療法です。

対応可能な症状:肝斑・くすみ・赤ら顔・シミ予防

効果が実感できるまでの回数:1~3か月

1月分の内服薬の料金:2,000~10,000円

主な副作用の有無:それぞれ決められた用量での副作用はありません。
美白成分につきましては「美白サプリのチカラ・白肌へ最大限に導くサプリマニュアル」でも詳しく解説しております。市販品の美白サプリをお求めの際は参考にしてください。


・美白点滴
高濃度ビタミンCやプラセンタ、グルタチオン、トラネキサム酸などの成分を点滴で直接血液に入れる治療法です。1回の治療でくすみが改善され効果がわかる方も多く、2週間~1か月に1回のペースで定期的に行うことで、身体の中から透明感のある肌になります。成分の吸収率も高く無駄なく全身にいきわたり、くすみを短期的にすぐ改善したい方に向いています。

対応可能な症状:肝斑、くすみ、赤ら顔、シミ予防

効果が実感できる回数:1~3回 

所要時間:20~60分

1回の料金:6,000~20,000円

痛み:点滴の針を刺す痛みのみ

主な副作用の有無:まれに発疹・頭痛・吐き気などを起こす場合があります。また、プラセンタ点滴の場合は献血ができなくなりますので事前に医師に相談のうえ受けるようにしてください。


・LED光治療
赤色や青色のLED光を肌に当てて細胞を活性化させる治療法です。美白治療の場合は赤色のLED光で治療が行われ、1回の治療で効果がわかる方は少なく、複数回繰りかえすことで効果が得られます。副作用がなく細胞を活性化するので肌の弱い方でも受けることができます。

対応可能な症状:くすみ、赤ら顔、シミ予防

効果が実感できる回数:1~10回

所要時間:20~60分

1回の料金:4,000~10,000円

痛み:なし

主な副作用の有無:副作用はないです。


・美白トリートメント
美白に効果的なビタミンCやビタミンE、肝斑に効果的なトラネキサム酸などを、微弱な電気などを使用し肌の奥まで浸透させる治療法です。1回の治療でくすみの改善を実感できる場合もありますが、しみの改善には2~4週間に1回のペースで5~10回の治療が必要です。

対応可能な症状:肝斑、くすみ、赤ら顔、シミ予防、シミ改善

効果が実感できる回数:1~10回

所要時間:15~30分

1回の料金:6,000~10,000円

痛み:電気の刺激でピリピリする場合もあります。

主な副作用の有無:まれに電気の刺激で赤みが出る場合があります。


・フラッシュライト療法
顔全体に光を当て、メラニン色素に熱を与えてシミを消す治療法です。ダメージを受けたシミは、いったん黒くなり3~10日で垢となり剥がれ落ちます。フラッシュライト療法は、顔の表面のシミにダメージを与える力と、肌の奥のコラーゲンやヒアルロン酸を活性化する力があり、1回の治療で効果を実感することもあれば、シミの濃さや量によっては1か月に1回のペースで5~10回の治療が必要です。

対応可能な症状:肝斑、くすみ、赤ら顔、シミ・そばかすの除去

効果が実感できる回数:1~10回

所要時間:10~30分

1回の料金:8,000~45,000円

痛み:ゴムでパチッとしたような痛み

主な副作用の有無:肌の弱い方は赤みやかゆみが出る場合もあります。


・レーザー治療
消したいシミをレーザーでピンポイントに狙い撃つ治療法です。レーザーの熱でダメージを受けたシミは、いったんカサブタになり10日前後で剥がれ落ちます。その間はガーゼなどで患部を保護しながら生活します。数ミリの薄いしみの場合は1回で効果が出やすく、濃いシミの場合は4~7回の治療が必要になります。

対応可能な症状:肝斑、くすみ、赤ら顔、シミ・そばかすの除去

効果が実感できる回数:1~7回

所要時間:5~30分

1回の料金:1,000~35,000円 ※シミ1個、両頬、顔全体など範囲が細かく分かれます。

痛み:ゴムでパチッとしたような痛み

主な副作用の有無:敏感肌や皮膚の弱い方は赤みやほてりが出る場合もあります。


・外用薬
ハイドロキノン・トレチノインという2種のクリームで強制的にターンオーバーさせ肌を再生させる治療法です。1クール3か月で1日1~2回、シミにクリームを塗ります。用量・用法を守れば1クールで効果が表れる方も多いです。2週間の休憩をはさんでまた再開できます。

対応可能な症状:赤ら顔、シミ・そばかすの除去

効果が出る回数:1クール3~6か月

1~2か月の料金:8,000~18,000円

主な副作用の有無:赤みや炎症、シミの悪化、白斑(5%以上の濃度を使用した場合)

補足:妊娠中や持病をお持ちの方は事前に医師に相談を
妊娠中の方や肌荒れが重度の方、アトピー性皮膚炎、持病がある方は受けられない場合もあるので、事前に医師に相談してください。また、顔以外の背中や手なども施術できますが、紹介している料金は顔全体の施術での参考料金になっています。

・美容皮膚科で美白治療を行うための注意点

レーザー治療は1回の治療ごとに10日間くらいのダウンタイムというものがあり、レーザーを当てた部分がかさぶたになり剥がれ落ちるまでは、ガーゼや絆創膏で保護しながらの生活になるので、事前にスケジュールを確認してから治療を受けることをおすすめします。

また、フラッシュライトやレーザー、外用薬での治療中は、紫外線の影響を受けやすく新たなシミが発生しやすかったり、治療した部位のシミが濃くなったりすることもあるので、日焼け止めクリームや日傘、帽子などでUVケアはしっかりとおこなってください。

3.コストを抑えて短期間で完治させる治療方法の選び方

美容皮膚科に通うには症状に合わせた治療方法を選ぶことが大切ですが、1回あたりのコストで判断せずに、症状に対して高い効果が見込める治療方法を選ぶほうが、結果的にコストが安く短期間で完治することが期待できます。

美白 美容皮膚科

例)1㎝×1㎝のサイズの一般的な色素沈着の場合

内服薬:5000円(1カ月分)診察料2,000円×3か月21,000円  

レーザー治療:15,000円(1回)診察料2,000円外用薬2,000円×1回19,000円

【シミの種類と治療効果の比較表】

シミの種類と

治療の効果

老人性色素斑

炎症性色素沈着

そばかす 肝斑

くすみ

赤ら顔

内服薬
美白点滴
LED光治療
美白トリートメント
フラッシュライト療法
外用薬
レーザー治療

※シミへの効果を重視した比較表なので、肌が弱い方や皮膚疾患等がある場合は副作用が強く出る場合もあるため、事前に医師やスタッフに相談してください。表の上から下に行くにつれて刺激が強くなります。

4.美容皮膚科は安全面とアフターケア・適切な金額で選ぶことが大切

美白 美容皮膚科

美容皮膚科で治療を検討する場合は、治療の安全面と充実したアフターケア、適切な料金の3つをホームページやカウンセリングの時に確認してから治療を受けてください。

治療の安全面は、美容皮膚科専門の病院であること、または美容皮膚科専門の医師が在籍していること、その治療の件数や症例写真などが掲載されていることで確認できます。

治療後の赤みや腫れ、痛みなどの症状がでた場合、無料でケアをしてくれる保障などもありますので、治療前にデメリットや副作用の説明も含めて必ず確認してください。

料金の表記が「2,000円~」などの場合は、治療前に総額費用、支払い方法、ローンの有無なども確認して納得した上で治療を受けることが大切です。

※未成年の場合は保護者の同意書が必要なので、ご来院の際に印鑑を持参して同伴してください。

・美容皮膚科の予約から治療までの流れ

美容皮膚科では、症状を確認しやすいように薄化粧かノーメイクでの来院が望ましいです。

トリートメントやフォトフェイシャル、レーザー治療の場合は治療前にクレンジングを行うので、当日治療を検討されている方はメイクアップ用品をご持参ください。

①電話かメール、HPのweb予約からカウンセリングの予約をする
予約の前にメールでの無料相談をしてくれる病院もあります。

②予約日時に来院・受付
キャンセル料がかる場合もあるので、変更がある場合は3日前までには必ず連絡しましょう。

③ヒアリングとカウンセリング
スタッフや医師によるヒアリング、カウンセリングが行われ、どのような治療がいいのか、そのまま治療をするか、後日治療するかを決めます。

④治療
レーザー治療での痛みを最小限に抑えたい方は、希望に応じて麻酔クリーム使用する場合もあります。

⑤お会計
クレジットカードや引き落とし、医療ローンも可能な病院もあるので、予約の際にお尋ねください。

5.まとめ

美容皮膚科は美白を目的とする治療内容が豊富にあり、それぞれ適切な治療方法を行うことで、肝斑やシミの予防・くすみの改善・シミの除去など美白治療を行うことが可能です。

治療はすべて自由診療で行われ、治療方法は1回のコストだけで選ばずに、完治するまでトータルの期間や回数をふまえて選ぶことで、結果的にコストを抑え確実にシミを除去できます。

美容皮膚科の選び方は、美容皮膚科専門の病院が好ましく、事前にホームページを見て美容皮膚科専門の医師の在籍、アフターケアの内容をチェックすることも大切です。

今回の記事で、シミの症状から1日も早く解放され、明るい肌で楽しい毎日を過ごすためのきっかけになれば幸いです。

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